2012年8月8日水曜日

371・HDDとSSD

HDDからSSDへ移行


「ハード ディスク ドライブ(Hard Disk Drive)」とはデータを記録しておくための装置です。

パソコンでは、OS、アプリケーションソフト、音楽、デジカメ画像、映像など、ほとんどのデータがハードディスクに保存されています。

ハードディスクは「プラッタ」と呼ばれるデータが保存されている円盤(ディスク)を高速で回転させて、磁気を帯びた「磁気ヘッド」を近づけることにより、データの読み込み、書き込みを行います。



HDDはディスクに記憶されたデータを、ヘッドやアームを動かして読み取るという仕組み上、データを読み取る際には回転する磁気ディスクに対して目的のエリアにヘッドを動かす時間(シークタイム)や、ディスク内の目的データが回転してくるまでの時間(サーチタイム)、などがかかっています。

対してSSDはフラッシュメモリにデータを記憶しているため、HDDのような時間のロスがないことで高速なデータ処理が可能です。







HDDで行う「デフラグ」はSSDでは不要です。

「書き換え寿命」が存在するSSDでは逆に寿命を縮める可能性もあるので、あまり行わない方がよいでしょう。