ラベル データの暗号化 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル データの暗号化 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2012年9月20日木曜日

251・デジタル署名って、何ですか?

データの送信元が間違いないか?


「デジタル署名」とは、送られてきたデータの送信元が間違いないか、伝送経路上でデータが改ざんされていないかを確認するための技術です。


  • 公開鍵暗号方式の署名の使い方では、「誰から送付されてきたか」を確認することができました。
  • またハッシュ関数は、基のデータを少しでも修正したら、その計算結果であるハッシュ値が全く異なる値になることから、改ざんを検知するための情報として利用できました。

デジタル署名の仕組みは、この二つの技術を組み合わせて作られています。



  1. 送信者は送信するデータを作成します。
  2. 作成したデータを基にハッシュ関数を使ってハッシュ値を算出します。
  3. ハッシュ値を送信者の個人鍵を使って暗号化します。このときに利用するのは公開鍵暗号方式です。
  4. (1)で作成したデータと(3)で作成した「送信者の個人鍵で暗号化したハッシュ値」を合わせて受信者に送付します。
  5. 受信者は、受信データを基に、送信者が使ったものと同じハッシュ関数を使ってハッシュ値を算出します。
  6. 送信者が送ってきた「送信者の個人鍵で暗号化されたハッシュ値」を、あらかじめ入手していた送信者の公開鍵で復号します。
  7. (5)で算出したハッシュ値と、(6)で復号したハッシュ値を比較します。両者が一致すれば、「伝送経路上でデータが改ざんされていない」という点と、「送信者が正しい」という点を確認できます。


2012年7月5日木曜日

252・簡単! MS-Officeの暗号化

ワード・エクセル等のファイルを暗号化


だれでも人に見られたくないファイルはあると思います。


MS-Officeには、セキュリティとしてパスワードをつける機能があります。


たとえば、お小遣い帳や家計簿、ローン計算、スケジュールなど、人に見られると困るエクセルファイルは、パスワードをかけておけば、勝手に人に見られる心配がなくなります。







簡単な操作で、暗号化できますヨ~


250・暗号化ソフト-2(ED)

暗号化ソフト・第2弾!


ED(イーディー)は強力な暗号化アルゴリズムと、使い勝手重視のシステムがウリの、Windows用フリーウェアファイル暗号化ツールです。

以前に紹介した、「アタッシュケース」と同様に使いやすい暗号化ソフトです。

簡単な操作で、ファイルを自在に暗号化することができます。
例えばディレクトリごと暗号化してハードディスクの中身を保護したり、インターネットで秘密のファイルを送りたい場合などに最適です。
暗号化されたファイルは暗号化時に設定したパスワードを用いて復号(元にもどす)するまで全く意味を成さなくなります。







「E」は、暗号化

「D」は、複合化




大切なデータは、暗号化しましょう!



2012年6月29日金曜日

237・隠しファイルでファイルを隠す

ファイルを見えなくしよう!


他人に存在すらわからないように、ファイルを隠すことができます。

暗号化したファイルは、他の人は開くことはできませんが、存在することはわかります。
場合によっては、削除されるかもしれません。

この方法ですと、存在がわからないので、削除される心配はありません。
使い方次第では便利かも。


【ファイルのプロパティを変更】
  1. ファイルを右クリックして、ファイルのプロパティを開きます。
  2. 隠しファイルのチェックボックスにチェックをつける。
  3. これで、ファイルは消えます。




【隠しファイルの表示方法】

  1. (マイ)ドキュメントを開きます。
  2. Altキーを1回、ポンと押します。
  3. メニューバーが表示されるので、フォルダオプションをクリックします。






  1. 隠しファイル、隠しフォルダ、および隠しドライブを表示する」をクリックする。
  2. これで、隠しファイル、隠しフォルダ、および隠しドライブが表示されます。




ファイルの編集が終わったら、設定を戻しましょう!

忘れたら、丸見えですよ!



2012年6月27日水曜日

234・USBメモリの暗号化(USBdriveSecureTool)

USBフラッシュメモリのデータを暗号化したい!


USBフラッシュメモリ上での使用に最適化された、フリーのファイル暗号化ツールです。


USBフラッシュメモリを紛失したときも、安心!








【主な特徴】

  • セキュリティ機能が無いUSBフラッシュメモリでも、カンタンにファイル暗号化/復号化/抹消機能を追加。
  • 暗号化方式は、Rijndaelを採用。
  • 利用無料。導入コストがかかりません。
  • USBフラッシュメモリ内の特定フォルダ内に入れたファイルを、USBフラッシュメモリに入れたプログラムで、暗号化/復号化できます。
  • 容量が少ないものでもOK。必要容量は、約6MBほど。
  • 復号化されてから無変更のファイルは再度暗号化しない機能を搭載
  • 復号化時に前回暗号化したときのファイル変更日時に復元します
  • 指定したファイルを抹消できるカスタムファイル抹消機能を搭載
  • バージョンアップも手間無し。ボタンをクリックするだけで、自動的にすぐに最新バージョンへ更新できます。

USBメモリにインストールすると、「secret」フォルダができます。




【ファイルの暗号化】
  1. USBDRIVESECURETOOL」内のclient.exeを実行。
  2. パスワードを適当に入力し、「ファイルを取り出す」をクリック
  3. USBメモリー内の「SECRET」フォルダが開くので、そこに暗号化したいファイルをドラッグ&ドロップ
  4. タスクトレイに表示されているアイコンをクリックし、パスワードを再度入力すると暗号化できます。
  5. 暗号化すると、「SECRET」フォルダ内にもファイルが表示されなくなります。

 【ファイルの復号化】
  • client.exeを実行し、パスワード入力し、「ファイルを取り出す」をクリックすると、ファイルを取り出すことができます(「SECRET」フォルダ内にファイルが表示されるようになります)。

 【注意】

当然のことですが、暗号化したファイルのパスワードを忘れると、ファイルが復号化できなくなります。

USBメモリの紛失に注意しましょう!


2012年6月16日土曜日

215・エクセル・ワードの暗号化

エクセル・ワードのファイルを暗号化しよう!


エクセルやワードは普段よく使うソフトです。

表計算ソフトや文書作成ソフトは、リストの作成やデータの集計・文書作成に非常に便利なもの。

反面、データのコピーも簡単なため、データを保存したパソコンやUSBメモリの紛失や盗難、不正プログラムによる漏えいの危険性もあります。

そこでデータを暗号化しておけば、万が一データを奪われても、第三者が簡単には読むことができなくなります。

そのため、重要なファイルは暗号化することをおススメします。


【設定方法】

名前を付けて保存』で、ツール--全般オプションで設定します。



読み取りパスワードと、書き込みパスワードを設定できます。



重要なファイルは、パスワードを設定しましょう!

これ、大事!!


2012年6月9日土曜日

204・暗号化ソフト(アタッシェケース)

データを暗号化したい!


特定のファイルだけに暗号化を行うことができるソフトです。
見られたくないデータを、暗号化して見れなくします。

USBメモリを紛失したりするので、重要なデータの暗号化することをおススメします。

USBメモリにインストールしたら、持ち運びもできて、便利ですね。






暗号化するときは、暗号化したいファイルをドラッグ&ドロップします。




暗号化するとき、「実行形式出力(exeファイル)」にチェックを入れておくと、アタッシェケースをインストールしていない環境でも復号化することができます。

復号化するときは、ダブルクリックするか、アタッシェケースにドラッグ&ドロップして暗証番号を入力することで元に戻すことができます。

暗号化と同時に圧縮することができ、圧縮率はオプションの動作設定で設定可能です。

誰にも見られたくないデータは、暗号化しましょう!!