ラベル Hardware(ハードウエア) の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル Hardware(ハードウエア) の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2016年5月3日火曜日

1805・HDDをSSDに交換

HDD(ハードディスク)をSSDに交換するとPCの動きが格段に速くなります。
一番手っ取り早い方法かも・・・。

< メリット >
• 可動部がないため、騒音もなく故障もしにくい
• 省電力 / 低発熱
• 読み書き中の耐震性 / 耐衝撃性が強い
• メモリチップ採用なので、軽量で小型
• 電源を入れてからのスピンアップ時間(HDDでいう肩慣らしのようなもの)がないetc…

< デメリット >
• 容量当たりの単価がHDDに比べ高い(5~10倍)
• 読み書き回数に上限がある
• HDDではデータ故障時に救済方法があるが、SSDでは構造的にデータを救済する手段がない


<HDDの構造>

<SSDの構造>


HDDをSSDに交換することは、そんなに難しいことではありません。

Windowsの起動が遅い人は、挑戦してみてはいかがでしょうか。

以下のYouTubeを参考にしてください。



2015年2月24日火曜日

1428・CPUの種類と選択基準

ノートパソコンやタブレットを購入するときは、用途以上のオーバースペックな製品を購入するのは無駄な投資です。




購入を誤らないように、価格に反映されるCPUの特徴を理解しておきましょう。

インテル社から提供されている7つのCPU
現在、ノートPCやタブレット向けにインテル社から提供されているCPUは下記の7種類です。
下に行く程、性能が高く価格も高くなります。

  1. Intel Atom
  2. Intel Celeron
  3. Intel Pentium
  4. Intel Core i3
  5. Intel Core i5
  6. Intel Core i7
  7. Intel Core M




3つのCPUグループ
CPUは、下記の3つに分類できます。

  • [Atom/Celeron/Pentium]グループ
  • [Corei3/Corei5/Corei7]グループ
  • [CoreM]グループ





メールやネット閲覧程度の場合
メールの送受信やSNSへの書き込み、ネットの閲覧程度なら[Atom/Celeron/Pentium]グループを推奨します。

Atomは、16GBや32GBなど大容量のメモリーが搭載できず、USB3.0も使えませんが、長時間バッテリーの駆動ができます。

CeleronやPentiumは、13インチ程度の画面サイズのノートパソコンや、3万円以下の激安パソコンに搭載されています。




一般的な使い方の場合
ビジネスでも家庭でも、ストレスなく使いたいなら、[Corei3/Corei5/Corei7]グループを推奨します。

Corei系は、高性能なWindowsタブレットから、2in1 ノートPC、A4フルサイズノートなど、あらゆるパソコンに搭載されています。

中でも、Corei3は、Atomとそれほどパフォーマンスが変わりませんが、USB3.0やシリアルATAの6Gbps対応など、ハードウェアスペックがAtomより高いことが特徴です。

ただ、Corei系のノートPCを選ぶなら、より高速で処理能力の高いCorei5やCorei7が搭載されたタイプを推奨します。


アクティブに使う方の場合
[CoreM]グループを推奨します。

CoreMは、オールマイティで性能も優れていますが、その分価格も高いです。

2015年2月3日火曜日

1424・ハードディスクの危険信号

ハードディスクの寿命は一般的に5年~10年と言われています。しかし温度や湿度、利用環境や使い方などを工夫することで、寿命を遅らせることができます。




寿命を知らせるサイン


  • 破損ファイルの増加

ファイルの破損はドライバーに問題があったり、突然電源が落ちたりすることで破損する場合もありますが、ファイルの破損が頻繁に起こるようなら、ハードディスクの寿命が近づいている兆候です。


  • レスポンスや転送速度の劣化

エクスプローラーのアイコンをクリックしてもすぐに開かない、ハードディスクの応答が遅い、転送速度が遅いなどの現象が頻繁に起こるようなら、ハードディスクの寿命が近づいている兆候です。


  • 不良セクターの増加

ハードディスクは小さなクラスタでデータを保存します。このクラスターが破損すると機能しなくなります。これを不良セクターと言いますが、ハードディスク上にこの不良セクターが増えたり、頻繁にフリーズする場合、ハードディスクの寿命が近づいている兆候です。

不良セクターはソフトウェアのエラーにより生じるケースが多く、データが深刻なダメージを受けます。診断ツールで検出できる場合もあるので、定期的なメンテナンスを推奨しています。


  • 異常な音

ガタガタ、ギギギ-など、普段と異なる音を発している場合、ハードディスクの寿命が近づいている兆候です。


  • 異常に熱い

パソコンが熱を持っている場合、ハードディスクの寿命が近づいている兆候です。特に50℃を超えている場合は要注意です。


ハードディスクの健康状態を確認






CrystalDiskInfoは、ハードディスクの健康状態を確認できるフリーソフトです。

ハードディスクの健康状態を、「正常」「注意」「異常」の3段階で評価し、現在の温度も表示されるため、ドライブ交換時期の参考になります。

CrystalDiskInfoでは、型番や容量、バッファサイズといった基本情報に加えて、電源投入回数や使用時間、温度などの情報を一覧で確認することもできます。

タスクトレイに常駐しておけば、ドライブの温度をタスクトレイアイコンとして表示すると共に、ドライブの温度がしきい値を超えた場合や、健康状態に変化があったときに、警告をポップアップ表示してくれます。

2014年3月30日日曜日

1033・ Chromebookとは(Google)

Goolgeが提供するChromebookは2014年になってから格段にクオリティが上がりました。






Chromebookの良い点
  • 価格が安い:350ドル以下で販売されています。
  • 軽い:重量は約1.4kg
  • 一日中利用可能:一度の充電で9時間利用できます。
  • 無料ソフトが豊富:Google ドライブ、Gmail、Google ドキュメント、Google カレンダーなど、多くの Google サービスに最適化されています。
  • セキュリティ対策ソフトが不要:OSにセキュリティ対策ソフトがビルトインされているので、利用者側で対策を講じる必要がありません。
  • 起動が早い:起動速度が早いため、すぐに作業ができます。

Chromebookの悪い点
  • WindowsやMacのアプリが利用できない:Microsoft Office、Photoshop、Skype、iTunes が利用できません。
  • インターネットへの接続が必要:ほとんどのアプリがオフラインでも動作しますが、画像編集ツールなど一部のアプリはインターネットへの接続が必要です。
  • クラウドへの依存度が高い:作成したファイルはクラウド上に保存する必要があります。何故なら、Chromebookからのアクセスが面倒になるからです。
  • プリンターを直接接続できない:USB ポートが付いているため外部デバイスを接続できますが、USB ポートにプリンターを直接つないで印刷できません。印刷する際はGoogle クラウドプリントを利用します。
  • CD/DVD/BD ドライブがない:CD/DVD/BD ドライブが付属されていないため、映画などを見る場合にはストリーミングサービスなどを利用します。

Chromebookのおすすめ度
  • 2台目のノートパソコンを求めている方で予算を押さえたい方や、Googleの提供するサービスを中心に利用されている方におおすすめです。
  • しかしGoogleが提供するサービス以外をのアプリを中心に利用されている方にはおすすめしません。



2014年3月22日土曜日

1029・IEEE802.11ac 正式認定

国際標準化団体のIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineering)が、2014年1月7日に無線LAN規格の「IEEE 802.11ac」を承認したことで、IEEE802.11acは正式に規格化されることになりました。

IEEE802.11acは、5GHz帯を用いる次世代無線LANとして、市場に登場していますが、正式に規格化されたことにより、対応製品が一気に公開されることが予測されます。



■IEEE802.11acとはI

米国電気電子学会(IEEE)にて策定が進められている高速化のための次世代無線LANの新規格のことで、2013年3月の電波法関連規則の改正により、日本国内でも高速無線LANの規格「IEEE802.11ac」として使用できるようになりました。

2014年3月8日土曜日

1021・ノートパソコン 購入時のポイント

大学入学を機にPCを購入する人も多くいると思います。
 
この機会に、ノートパソコンを購入する際のポイントを押さえておきましょう。
 
■HDDデータストレージ(保存領域)


パソコンには、プログラムやOS(オペレーティングシステム)、ドキュメントや画像など、データを保存する領域があります。
 
ノートパソコン 購入時のポイント
  • 保存領域は、現在使用している容量の2~4倍の保存領域を目安にします。一般的な利用であれば500GB位あれば十分です。
  • 1GBは、標準画質でDVDに録画された映画1本を保存できます。
  • 1TBは、標準画質でDVDに録画された映画1000本以上を保存できます。
 
 
■メモリー(RAM)
 
 
 
メモリーが多いほど、一度に多くの処理をすることができます。
メモリーの容量が大きければ、Webページを開きながら写真の編集をしたり、別の操作をしてもストレスなく処理することができます。

Windows8.1が搭載されたノートパソコンを使用する場合、最低でも4GB以上のメモリーが必要です。(8GB以上を推奨します。)
 
 
■CPU(中央処理装置/プロセッサ)



パソコンの処理能力はCPUの能力で決まります。
 
動画や写真の編集、3Dゲームなど、メモリーを多く利用するアプリケーションを実行するのならクアッドコア搭載のノートパソコンが必要です。
一般的な利用であればデュアルコアで十分です。

  • デュアルコア:2基のコアを搭載したプロセッサ
  • クアッドコア:4基のコアを搭載したプロセッサ
コアとは、データを処理するための心臓部のことです。
 
プロセッサの2大メーカー
米Advanced Micro Devices(AMD)と米Intel
  • 初心者向け(デュアルコア):Intel Core i3、AMD A4
  • 中級者向け(デュアルコア):Intel Core i5、AMD A6/A8
  • 上級者向け(クアッドコア):Intel Core i7、AMD A10
 
 
■グラフィックス
 
 
 
パソコンは、グラフィック処理装置(GPU)という専用のプログラムを使用し、画面上に表示するものを描画しています。グラフィックスは、内蔵型と独立型に分かれています。

内蔵型には専用メモリーがないため、コンピューターメモリーの一部を共有しています。
独立型には専用メモリーがあり、コンピューターのメモリーは使用しません。

インターネットの閲覧や動画の再生、日常使うアプリケーションを使用するだけなら内蔵型で十分ですが、最新の3Dゲームや3Dアプリケーションを利用する方には独立型を推奨しています。

グラフィックプロセッサの3大メーカーはAMD、NVIDIA、Intel
 
  • 初心者向け(内蔵型):Intel HD Graphics
  • 初心者向け(独立型):AMD R5 M200、NVIDIA GeForce
  • 中級者向け(独立型):AMD R7 M200、NVIDIA GeForce GT
  • 上級者向け(独立型):AMD R9 M200、NVIDIA GeForce GTX
 
■ディスプレイ
 
 
 
ディスプレイには、5つのスペック(仕様)があります。

ノートパソコン 購入時のポイント
 
●サイズ
画面の対角線の長さをインチ単位で表した値のことです。
  • 小型:11.6インチ以下
  • 中型:14~15.6インチ
  • 大型:17.3~18.4インチ
 
●解像度
解像度は、表示されるピクセル数を表しています。
 
 
 
ピクセル数が多いほど高価です。解像度は水平方向のピクセル数と垂直方向のピクセル数で表されます。
例えば、解像度が1920×1080のディスプレイの場合、水平方向に1920ピクセル、垂直方向に1080ピクセルが表示されます。高解像度のディスプレイの場合、細部まで表示でき、鮮明な画像が表示されます。
 
  • 低解像度:1366×768以下
  • 中解像度:1600×900
  • 高解像度:1920×1080
  • 超高解像度:2560×1440以上
 
●パネルテクノロジー
 利用できるテクノロジーは2種類に大別されます。

視野角に制限有り
ディスプレイに表示される画像は見る角度によって変化します。このタイプのディスプレイが圧倒的に多いです。
 
視野角に制限なし
どの角度からも画像が同じように見え、画質も良好です。
 
●表面コーティング
グレア/光沢
表面が鏡のように反射しやすく、明るい場所では反射による問題が生じる場合もあります。
※光沢のあるコーティングが施される理由は、コントラストや鮮明さを際立たせるためです。
 
アンチグレア/つや消し
反射が防止されるため、モバイルデバイスに採用されることが多いです。
 
●タッチ対応有無
Windows 8.1が搭載されたパソコンには、画面に触れて操作できるようにタッチ対応のディスプレイを採用しているものが多いです。
 
但し、タッチディスプレイにも優劣があります。
例えば「10点マルチタッチ」など同時に複数の指で操作できるものもあります。


■ワイヤレス
 
 
 
ワイヤレスLAN
ノートパソコンからワイヤレスルータに直接接続できます。
 
Bluetooth
マウスやキーボード、ヘッドセットなどの周辺機器をパソコンにワイヤレス接続できます。
 
ワイヤレス広域ネットワーク
携帯電話のように携帯電話網に接続できます。
 
ワイヤレスディスプレイ
テレビやプロジェクターなどにノートパソコンをワイヤレスで接続できます。
 

2014年2月22日土曜日

1014・LANケーブルの種類

パソコンをインターネットにつなぐためのLANケーブルには規格があります。





古いLANケーブルを使用していると、十分な通信速度が出ない場合があるので注意が必要です。

カテゴリーは、どの通信速度に対応しているかにより、クラス分けされています。

数字が大きいほど速い通信速度に対応できる規格で、「5e」や「6」のカテゴリが一般的です。





【パソコンのLANポートの確認】
パソコン側の通信速度は、LANケーブルのポートから確認する事ができます。
  1. [コントロールパネル]→「ネットワークとインターネット」をクリックします。
  2. 「ネットワークと共有センター」をクリックします。
  3. 左側にある[アダプターの設定の変更]→[ローカルエリア接続]をダブルクリックします。
  4. [ローカルエリア接続の状態]が表示されます。
  5. この画面の[速度]欄を確認し、パソコンとLANケーブルの規格が適合しているかチェックします。




【LANケーブルの規格をチェック】
例えば、パソコン側の規格が「1Gbps」なのに「カテゴリー5」のLANケーブルを使用していた場合、通信速度が低下している可能性があります。

2013年11月6日水曜日

868・バッテリーを長持ちさせる方法

バッテリーを使い切らないうちにこまめに充電すると、バッテリーを長持ちさせることができますが、時々バッテリーをキャリブレーションすることも大切です。




※キャリブレーション(calibration)とは、偏りを正す事を意味します。


キャリブレーションしないとバッテリー残量が正確に表示されない

  • 「半分残っていたはずのバッテリーが、あっという間に空になってしまう。」
  • 「充電器につないで100%になったところで外したはずなのに、実は95%しか充電できていなかった」
  • このような経験のある方は、バッテリーの残量が正しく表示されていない可能性があります。


バッテリーは、使用年数や熱などの要因により容量が減っていきます。時々バッテリーを残量を100%から0%まで使わないと、残量表示が不正確になります。
※メーカー側でも2~3カ月ごとのキャリブレーションを推奨しています。


■キャリブレーションの方法
ノートパソコンに搭載されているバッテリーのキャリブレーションは、バッテリーを完全に放電してからフル充電することで実施することができます。

デスクトップパソコンの場合

  1. パソコンの電源が切れた状態で、電源コードをコンセントから抜きます。
  2. そのまま90秒放置します。
  3. 電源コードをコンセントに差し込み、電源を入れ直します。


ノートパソコンの場合

  1. パソコンの電源が切れた状態で、電源コードをコンセントから抜き、バッテリーを外します。
  2. そのまま90秒以上放置します。
  3. バッテリを取り付け、電源コードをコンセントに差し込み、電源を入れ直します。



2013年11月4日月曜日

867・Surface Pro2・Surface2 (10月25日発売)

マイクロソフトは、マイクロソフト製のタブレットの新モデル「Surface Pro2」と「Surface 2」を10月25日に発売すると共に、キーボード付きカバーやアクセサリーなども発売しました。


■Surface Pro2の詳細




■Surface Pro2の機能一覧



  • OS:Windows 8.1 Pro
  • Office:Microsoft Office Home & Business 2013
  • 画面サイズ:10.6型
  • 本体サイズ:274.6(幅)×173(高さ)×13.5(厚さ)ミリ
  • 重量:約907グラム
  • バッテリー駆動時間:6.4時間
  • 通信機能:IEEE802.11a/b/g/nの無線LANとBluetooth 4.0
  • 解像度:1920×1080ドット表示
  • CPU:第4世代Core i5-4200U(1.6GHz/最大2.6GHz)
  • カメラ:インもアウトも720p仕様
  • ポート:USB3.0、microSD標準搭載


■価格

  • メモリ4GB、ストレージ128GBモデル  9万9,800円
  • メモリ8GB、ストレージ256GBモデル 12万9,800円
  • メモリ8GB、ストレージ512GBモデル 17万9,800円



■Surface 2の詳細


■Surface2の機能一覧



  • OS:Windows RT 8.1
  • Office:Microsoft Office Home & Business 2013 RT2
  • 画面サイズ:10.6型
  • 本体サイズ:274.6(幅)×172.5(高さ)×8.9(厚さ)ミリ
  • 重量:約676グラム
  • バッテリー駆動時間:10時間
  • 通信機能:IEEE802.11a/b/g/nの無線LANとBluetooth 4.0
  • 解像度:1920×1080ドット表示
  • CPU:Tegra 4(1.7GHz)
  • カメラ:インカメラ350万画素 アウトカメラを500万画素
  • ポート:USB3.0、microSD標準搭載
  • Microsoft Office 2013 RT 付属


■価格

  • メモリ2GB、ストレージ32GBモデル 4万4,800円
  • メモリ2GB、64GBモデル 5万4,800円






2013年11月2日土曜日

866・タブレットの購入時の注意点

タブレットを購入する際は、下記のポイントをチェックしておきましょう。




■ACアダプター

  • タブレットで重要なのは充電の仕方です。
  • 低価格な製品は専用のACアダプタでしか充電できない製品もあり注意が必要です。
  • MicroUSBケーブルでの充電に対応しているかチェックしましょう。


■OSのバージョン

  • iPadに採用されているOSは「iOS」
  • その他のスマホやタブレットに採用されているOSは「Android」です。
  • iOSはアップル、AndoridはGoogleが開発したOSです。
  • タブレットには、パソコンと同じOS「Windows8.1」や、タブレット用に開発された「Windows RT 8.1」をOSとして採用しているものもあります。
  • Androidが搭載された低価格なタブレットの中には、Android OS 4.xに対応していない製品もあります。
  • Android OS 2.xは、スマホ向けOSのバージョンなので、タブレットで利用するには不便です。
  • できるだけAndroid OS 4.x対応の製品を選ぶようにしましょう。


■メモリー

  • 本体に搭載されているメモリーには、動作用のRAMとデータ保存用のROMがあります。
  • 特にRAMは重要で、1GB以上あるか確認しましょう。
  • 1GB以下だと、アプリや動画再生などでパフォーマンスが低下します。
  • ROMは音楽や画像データなどを保存するスペースなので、内蔵容量は4GBから64GB位まであります。できるだけ大きなものが望ましいです。




■背面カメラ

  • 低価格で販売されているタブレットは、インカメラだけで背面のカメラを搭載していない機種があります。
  • 背面カメラが非搭載の製品は、国内販売を想定していない製品の可能性が高く、カメラアプリやカメラ機能付きの画像編集アプリが使えないというケースもあるので注意が必要です。


■ディスプレイの解像度

  • タブレットのディスプレイには、フルHDやHDなど様々な解像度があります。解像度が高いと表示が綺麗です。
  • 電子書籍やコミック、動画などを楽しみたい場合、できるだけHD以上の解像度が理想的です。
  • 電子書籍やコミック、動画の視聴はできても、解像度の違いにより綺麗さが異なるのでチェックしましょう。


■外部メモリー

  • パソコンなどから画像やファイルのデータの読み書きをしたい人は、MicroSDなどの外部メモリスロットが搭載されているをチェックしておきましょう。
  • 本体のMicroUSB端子とパソコンをつなげば、内蔵メモリー(ROM)を読み書きできますが、MicroUSBカード経由でできれば便利です。


■HDMI出力への対応
本体にMicroHDMIなど、HDMI端子を備えていれば、家庭のテレビにタブレットの画面を出力してテレビで見ることができます。




2013年10月31日木曜日

865・スマホ・タブレット・PC、どれを選ぶ?

量販店に行くと、パソコン以外にも、スマホやタブレットなどたくさんの商品が並んでいます。初めて購入するとき、何をどうすればいいのか迷うと思います。





  • 家のパソコンを買い替えたいけど、タブレットでもいいの?
  • 学校ではパソコンを使ってるけど、自宅にパソコンはいらない?
  • スマホとタブレット、パソコンってどこがどう違うの?


スマホ タブレット パソコンの特長を理解し、用途に合ったものを購入しましょう。


■最新ノートパソコンの傾向
Windows8の登場で従来のマウスによる操作と併用して、タッチ操作によるパソコン操作ができるパネル対応のパソコンが増えています。


コンバーチブル型
ノートパソコンの画面を閉じるとタブレットのように使えます。


セパレート型
画面とキーボードが外れます。



■スマホ、タブレット、パソコンの違い

画面サイズ

  • スマホは4~5インチが主流
  • タブレットは7インチと10インチが主流
  • ノートパソコンは、画面の小さなもので11インチ、モバイルパソコンは13インチが主流



■タブレット比較

キーボードの有無

  • パソコンにはキーボードが付いていますが、スマホにはキーボードがありません。
  • タブレットには、キーボードとドッキングできるタイプもありますが、基本はキーボードなしで使う仕組みです。


拡張性

  • パソコンには、マウスやプリンター、ハードディスクやDVDドライブ、有線LANなどをつなぐ機能(拡張性)が備わっています。
  • スマホやタブレットにはパソコンほどの拡張性がありません。


周辺機器

  • Wi-Fi経由でスマホから直接プリンターで印刷できるようになりましたが、対応する最新プリンターがないと使えません。
  • 今までパソコンで使用していたプリンターは、パソコンがないと使えないケースが多いです。


インターネットへの接続

  • スマホは電話なので携帯電話会社のモバイルネットワークに接続できます。
  • タブレットの中にはモバイルネットワークにつながるタイプとつながらいタイプがあり、後者の場合はWi-Fiがつながる環境がないとインターネットに接続できません。
  • パソコンもWi-Fiまたは有線LANにつながる環境がないとインターネットに接続できません。

一部のタブレットやパソコンには、モバイルWi-Fiルーターなど、別途インターネットにつながる環境が必要です。


■OS

iOS vs Android

  • iPhoneに採用されているOSは「iOS」
  • その他のスマホやタブレットに採用されているOSは「Android」です。
  • iOSはアップル、AndoridはGoogleが開発したOSです。
  • タブレットには、パソコンと同じOS「Windows8.1」や、タブレット用に開発された「Windows RT 8.1」をOSとして採用しているものもあります。
  • パソコンの「OS」には、「Windows8.1」の他に、アップル社がMacに採用している「OS X」があります。



■アプリの入手方法

  • 「iOS」も「Andorid」も、それぞれ専用のストアからアプリを入手することで、様々な機能やサービスを利用できます。
  • 「iOS」が、iPhoneやiPad、iPod touchなどアップル製品のみに採用されているのに対し、「Android」を採用したスマホやタブレットは複数のメーカーから公開されています。


■操作性と機能性

  • iPhoneやiPad、iPod touchは、OSもハードウェアも同じアップルが開発しているため、操作がシンプルでわかりやすく、使いやすいというメリットがあります。機種が少ないため、最適化されたアプリやアクセサリーの種類も多いです。
  • 「Android」ではスマホやタブレットの画面サイズがバラバラなので、機種によっては、アプリを表示したときにレイアウトが崩れることがあります。
  • しかし「iOS」向けのアプリは、iPhone、iPad、iPod touchなどに最適化されているため、レイアウトが崩れません。
  • 「Android」を採用したスマホやタブレットには、メーカーごとに異なるデザインや機能を選択できるメリットがあります。
  • またホーム画面のデザインや文字入力ソフトを自由に変えられるなど、カスタマイズしやすいのも「Android」の特徴です。


■マルチウィンドウ
「iOS」や「Andorid」は、スマホ用に開発されたOSなので、どちらもアプリごとに画面を切り替えて使う仕組みです。

パソコンのように、ブラウザーやメール、Officeソフトの画面を、同時に表示したり、2つのフォルダーを開いて、片方のフォルダー内のファイルを、もう一方のフォルダーにドラッグ&ドロップで移動することもできません。

このような操作のことを「マルチウィンドウ」といいます。


  • パソコン向けのOS「Windows 8.1」や「OS X」は、マルチウインドウに対応しています。
  • タブレット専用OSの「Windows RT 8.1」にもマルチウインドウが使えるモードが用意されています。
  • タブレットでも「Windows8.1」や「Windows RT 8.1」を採用したものは、パソコンと同じようにマルチウインドウ操作ができます。



■「Windows RT 8.1」と「Windows 8.1」の違い

  • 「Windows 8.1」はパソコンと同じOSなので、パソコンのソフトがそのまま使えます。
  • 「Windows RT 8.1」は「iOS」や「Andorid」と同じく、専用のアプリストアから入手したアプリしか使用できません。
  • 「Windows 8.1」では、これまでWindowsパソコンで使用してきたソフトが活かせます。
  • 「Windows RT 8.1」では活かせません。


■用途に応じた選択
自分がやりたい事の「優先順位」をよく考えて、自分に合った商品を購入しましょう。


インターネットやメールを使いたい!

スマホ、タブレット

  • インターネットやメールはスマートフォン、タブレット、パソコンのいずれでもできます。
  • 携帯電話のネットワークに対応していないタブレットやパソコンの場合、自宅のWi-Fiにつなぐか、モバイルWi-Fiルーターのような機器が別途必要です。
  • 手軽なのは1台で携帯電話のネットワークにつながるスマホやタブレットです。
  • 長文のメールを送る場合は、キーボードが使えるパソコンのほうが便利です。
  • 選ぶ際には、どのくらいの画面サイズでインターネットを楽しみたいかや、文字入力のしやすさなども考慮します。


写真や動画の編集や整理がしたい

タブレット、パソコン

  • 写真や動画を見るだけならスマホでもできますが、編集まで行う場合は、ある程度の画面サイズが必要です。
  • 大きな画面で表示でき、フォルダー分けなどの整理もしやすいのはパソコンです。
  • カメラから写真を取り込んだり、プリンターから簡単に出力できるのはパソコンです。


Officeソフトを使いたい

パソコン

  • WordやExcel、PowerPointなどのOfficeソフトが使いたい場合はパソコンです。
  • 「iOS」や「Android」を採用したスマホやタブレットでも、Officeソフトで作った書類を閲覧したり、編集ができるアプリはありますが、パソコンと同じようにはできません。
  • 会社のパソコンと同様にOfficeソフトが使いたい場合は「Windows 8」や「Windows RT」を採用したパソコンやタブレットです。


電子書籍やコミックが読みたい

タブレット

  • 電子書籍が一番読みやすいのはタブレットです。
  • スマホでもアプリがあれば本は読めますが、画面が小さいので文字が読みにづらく、コミックの場合は表示できるコマ数が限られています。
  • タブレットなら電車の中などでもすぐに取り出して使うことができます。


LINEやFacebookなど、SNSを楽しみたい

スマホ

  • 友達とのコミュニケーションを楽しんだり、SNSに投稿するのに最適なのはスマホです。
  • 最近はタブレットにもカメラを搭載するタイプ増えてきましたが、カメラの性能はスマホのほうが上です。
  • 写真を撮ってSNSで共有するのにもスマホが便利です。






2013年10月23日水曜日

861・GoogleのPC(HP Chromebook11)

「HP Chromebook11」とは、米HP社がGoogleとのコラボレーションで開発したノートパソコンのことで、2013年10月8日より販売スタートしました。

クロームノートブックは、Google独自のOS「Google Chrome OS」で動作します。







■HP Chromebook 11の特長

  • 持ち運びしやすい軽量(1kg台)モデル
  • 電源を入れて10~15秒程度で起動
  • 独自の「クロームOS(Google Chrome OS)」で動作(Androidではありません)
  • データやアプリはGoogleのサーバー上に保存され、Googleアカウントでログインすれば、いつでも利用可能
  • ユーザーが画面を見ている状態でダイレクトに音が届くように、スピーカーがキーボードの下に配置
  • スマホのように充電用のポートがmicroUSB対応


■HP Chromebook 11のスペック

  • 本体サイズ:297×192×17.6ミリ
  • 重量:1.04キロ
  • バッテリー駆動時間:最大6時間
  • ディスプレイ:11.6 インチ(IPS ディスプレイ)
  • 解像度:1366×768
  • CPU:SamsungのExynos 5250
  • RAM:2GB
  • ストレージ:16GB
  • ※Google Driveの100GBプランを2年間無料で使用できます。
  • ワイヤレス機能:Wi-Fi (802.11a/b/g/n)
  • 入力装置:キーボード、タッチパッド、VGAウェブカメラ
  • ポート:USB2.0×2ポート、microUSB、ビデオ出力用のSlimPortを装備
  • 色:ブラックとホワイト。アクセントカラーは4種類選択可能。
  • 参考価格:27,000円