2024年6月9日日曜日

2094・Battery reportの使い方

ノートパソコンを毎日使用している場合、バッテリーパックの寿命は「2年〜3年くらい」が一つの目安といわれています。

あくまで目安であり、使い方次第でノートパソコンのバッテリーは寿命が短くなることも、逆に長くなることもあります。

特に「温度」の面と「バッテリーの放充電」が主な要素で、過酷な使用環境を続けていると、ノートパソコンのバッテリーの劣化を早めてしまいます。

   バッテリーの「寿命を延ばす方法」は、こちら

「Battery report」機能を使って、バッテリーの「ヘタリ具合」を確認します。

以下がBattery reportの結果画面です。

【手順】

[Windows]+[R]キーを押して[ファイル名を指定して実行]画面を表示します。
続いて「cmd」と入力して[OK]ボタンをクリックします。


コマンドプロンプトが表示されました。
「powercfg/batteryreport」と入力して[Enter]キーを押します。

レポートがHTMLファイルとして出力され、「C:¥Users」から始まるファイルパス(ファイルの場所)が表示されています。

「C:¥Users」から「battery-repot.html」までをドラッグで選択し、[Ctrl]+[C]キーを押してコピーします。


Microsoft EdgeやGoogle ChromeなどのWebブラウザーを起動します。
アドレスバーをクリックしてカーソルを表示し、[Ctrl]+[V]キーを押して先ほどコピーしたファイルパスを貼り付けてましょう。
続けて[Enter]キーを押します。


レポートが表示されました。
「Installed Batteries」(内蔵バッテリー)という項目の内容を見てください。
「DESIGN CAPACITY」がパソコン購入時のバッテリー容量です。
その下にある「FULL CHARGE CAPACITY」が現時点で満充電できる容量になります。

上記の例では、DESIGN CAPACITYが「32,830mWh」、FULL CHARGE CAPACITYが「28,100mWh」となっています。
現在では、購入時の86%程度になるまでバッテリーがヘタっていることが分かりました。
しかし、まだ交換するほどのヘタリ具合ではなさそうです!

購入時の容量の50%以下でバッテリーの交換時期といわれています。