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2016年10月6日木曜日

1887・ランサムウェア急増中

トレンドマイクロの調べによると、金銭を狙う攻撃「ランサムウェア」の検出数が前年比の4倍に急増していることが明らかになりました。

ランサムウェアは、パソコンだけではなく、スマートフォンやタブレットなど、モバイル端末の利用者にも被害が拡大しています。


トレンドマイクロは、こちらから




ランサムウェアの総数の中で、日本国内の利用者の検出は13.5%を占めています。

パソコン向けにはデータを人質にする「暗号化型」が多く、Android向けには端末自体を使用不可能にする「端末ロック型」が多いです。

トレンドマイクロは、被害を避けるためには、Google Playや信頼できるサードパーティマーケットなどから正規アプリをインストールし、不審なファイルをインストールしないようにAndroid OSの設定で「提供元不明のアプリのインストールを許可する」を無効にしておくことを推奨しています。





2016年5月10日火曜日

1807・面倒な広告を削除

面倒な広告が出てきて困っている人が多くいるようですので、参考までに以下をご覧ください。




2016年5月8日日曜日

1806・Advanced System Protectorの削除

Advanced System Protectorってウイルスか?

他に感染するわけではないので、ウイルスではありませんが、たいした効果もないソフトでユーザーをダマして課金させる迷惑ソフトです。

PCを起動すると毎回Advanced System Protectorが起動しこんな画面が表示されます。




実際にスキャンをかけてみると
「深刻なウイルス感染を見つけたので削除しましょう!」
と言ってきます。

そこで実際に「すべて除去する」ボタンから削除しようとすると実際にスキャンをかけてみると
「深刻なウイルス感染を見つけたので削除しましょう!」
と言ってきます。

そこで実際に「すべて除去する」ボタンから削除しようとすると



ウイルスを駆除するには「今すぐ購入」ボタンからお金を払ってSerial Keyを手に入れなければいけません。

パソコンに詳しくないユーザーはウイルス感染の不安から思わず課金手続きに入ってしまうかもしれませんね。

ここでは決して、お金を払わないこと!


【削除方法】

通常通りコントロールパネルからアンインストールします。

Advanced System Protectorの消し方は通常通り「スタート」→「コントロールパネル」→「プログラムの追加と削除」から 「Advanced System Protector」を選択し「削除」ボタンをクリックして実行します。




Advanced System Protectorがインストールされていたということはほぼ確実にReg Clean Proというソフトもインストールされているはずなので、同様に削除してしまいましょう。




<YouTube>



2016年2月7日日曜日

1767・ボット

ボットとは、コンピュータを外部から遠隔操作するためのバックドア型不正プログラムの一種です。

ボットの最大の特徴は「ボットネットワーク」を構成することです。

ボットネットワークとは、攻撃者がC&Cサーバ(遠隔操作のための指令を送るサーバ)から一括して複数のボット感染環境を遠隔操作できる仕組みです。


攻撃の手法・特徴

  • 攻撃者はC&Cサーバを介して、感染環境を外部から遠隔操作できます
  • 特にボットネットワークを構成することにより、複数の感染環境を一括して遠隔操作することが可能となります
  • ボットの感染をユーザに気づかせないため、感染しても表面的な変化はほとんど表れません
  • ボットはC&Cサーバとの通信の中で、自身のアップデートを行います。これによってウイルス対策製品の検出を免れたり、攻撃に必要な機能を追加したりします






影響と被害

攻撃者は感染環境を遠隔操作することにより、様々な攻撃活動を行います。主に行われるのは以下の活動です
  • 感染コンピュータ内や感染コンピュータが属するローカルネットワーク内に保持されている、各種アカウント情報、アドレス帳、キーボード入力の内容、文書ファイル、などの情報を窃取する
  • ボットネットワークの拡大のために、感染環境からネットワーク内の他の環境へ感染する
  • 感染環境から大量のスパムメールを送信する
  • 感染環境から特定の攻撃目標に対しDDoS攻撃を実行する

特にスパムメール送信やDDoS攻撃が行われた場合、感染環境は知らない間に犯罪行為に加担していることになります。

つまり、被害者であると同時に加害者にもなってしまいます。




2016年2月5日金曜日

1766・標的型攻撃

「標的型攻撃」と他の攻撃との違いは何でしょうか?

 一言で言ってしまえば、他の攻撃のように不特定多数を狙うのではなく、攻撃者が絶対に手に入れたいと思っている情報を持つ「特定少数」を狙い撃ちにする攻撃のことです。





他の攻撃は「マス」を狙います。

例えば金銭狙いの攻撃ならば、「お金のありそうな人」であれば、相手が年金生活者であろうと学生であろうと、誰でもかまいません。

手当たり次第に攻撃し、引っかかった人からお金を巻き上げればそれで完結します。


これに対し標的型攻撃では、攻撃者は「ターゲットから、機密情報や知的財産に関する事柄など、何らかの情報を得る」という明確な目的を達成するため、多様な手口で、ターゲットに近い人物や端末に段階的に侵入を試みます。


  • 盗聴して得た情報を基になりすましメールを送り付けて添付ファイルを開かせる
  • 標的となる人物が頻繁にアクセスするWebサイトを改ざんしてマルウェアを仕掛ける
  • そのマルウェアを入り口にして長期間にわたってシステム関連情報を収集する


回りくどいと思えるほど周到に準備して攻撃してきます。

ときには、標的に近付くという目的を達成するために、その周囲の不特定多数が段階的に狙われることもあります。


狙いを達成するまで手を替え品を替え、標的となるシステムに長期間にわたって潜伏しながら執拗に情報を収集し、攻撃を進めてくることも特徴です。

従って、1つの狙いを達成するために、数カ月、ときには年単位の時間をかけることも珍しくはありません。

標的型攻撃が発覚したというニュースを見ても、明らかになるずっと以前から侵入されていた、というケースがよくあります。







2016年2月3日水曜日

1765・マルウェア

1.害をなすソフトウェアの総称が「マルウェア」

ユーザーに迷惑をかける不正なソフトウェアをまとめて「マルウェア」と呼びます。





マルウェアにはいろいろな種類がありますが、そのなかでも特にコンピュータウイルスが、マルウェアと同じような意味で使われるケースが目立ちます。


主なマルウェアは以下の通り。

1-1.プログラムの一部を改ざんし増殖する「ウイルス」
プログラムの一部を書き換えて、自己増殖するマルウェアです。
単体では存在できず、既存のプログラムの一部を改ざんして入り込むことで存在し、自分の分身を作って増えていく様が病気の感染に似ているため、ウイルスという名称になったとされています。

本来はマルウェアのひとつに過ぎませんが、ユーザーに不利益を与えるプログラムやソフトウェアをひっくるめて、ウイルス、コンピュータウイルスと呼ぶ傾向にあります。


1-2.単独で生存可能、自己増殖する「ワーム」
自己増殖するマルウェアの一種。
自身を複製して感染していく点はコンピュータウイルスと同じですが、ウイルスのように他のプログラムに寄生せず、単独で存在可能である点から、ワーム(虫の意味)と呼ばれます。


1-3.偽装して感染を試みる「トロイの木馬」
一見して無害の画像ファイルや文書ファイル、スマートフォンのアプリなどに偽装し、コンピュータ内部へ侵入、外部からの命令でその端末を自在に操るマルウェアをトロイの木馬と呼びます。

自己増殖機能はないため、この点でコンピュータウイルスと区別されます。


1-4.密かに活動する「スパイウェア」
情報収集を主な目的とし、ウイルスやワームのような自己増殖機能は持ちません。
ユーザーが気づかないうちにパソコンにインストールしているパターンが多く、表だって活動しないため、被害に遭っていることに気づきにくい特徴があります。

シマンテックではスパイウェアをマルウェアと定義していませんが、ユーザーに不利益を与えることにかわりはなく注意が必要です。


2.マルウェアの侵入パターン

マルウェアが端末に入り込むパターンは様々です。

2-1.メールなどの通信時
古くからあるパターンで、メールに添付されているファイルを開くことで、ウイルスなどに感染してしまいます。


2-2.ネットワーク経由
脆弱性が放置されている(セキュリティ対策を行っていない)パソコンがネットワークに接続するだけで、マルウェアに感染する可能性があります。

また社内などのネットワークにウイルスやワームが入り込むと、あっという間にパソコンからパソコンへと感染することがあります。


2-3.不正なサイトへのアクセス時
もともと悪意を持って作られたサイトや、他者に改ざんされたサイトにアクセスすることで、マルウェアが自動的にダウンロードされることがあります。


2-4.脆弱性を介して
本来は権限がなくてアクセスできないはずなのに、ソフトウェアの欠陥によりそれが可能になってしまうことがあります。
こういった脆弱性を介して、マルウェアが拡散することがあります。
対策ファイルを入手し、ソフトウェアをアップデートすることで、こうした脆弱性は解消されます。


2-5.外部メディア
USBメモリなどにウイルスなどが混入しており、読み込むことで感染することがあります。


2-6.ファイル共有ソフト経由
winnyなどのファイル共有ソフトから入手したファイルに、ウイルスが混入しているケースがあります。


2-7.別のソフトのインストール時
スパイウェアやアドウェアに多いパターン。
あるソフトをインストールするとき、別のソフトのインストールにも同意して、このソフトが情報収集や広告表示を目的としていることがあります。


2-8.本人がマルウェアと気づかずにインストール
スマートフォン、特にAndroidのアプリには膨大な数のマルウェアが存在していますが、その多くは外見を偽装しています。
そのため、ユーザー自ら危険なアプリをインストールするケースが多発しています。

Androidアプリは様々なサイトで入手できますが、GooglePlayなどのオフィシャルなサイトを利用したほうが、危険なアプリに遭遇する確率は下がります。


3.マルウェアの目的と被害
かつてのマルウェアはいたずら目的だったり、破壊活動そのもののために作られたものが多くありましたが、最近は営利活動を目的とするものが増えています。

3-1.愉快犯、迷惑行為
コンピュータ黎明期のマルウェアは、感染した相手を驚かすだけのウイルスなど、直接的な被害がないものも多くありました。
その後はパソコンの普及とともに、パソコンの動作に悪影響を与えたり、ハードディスクを破損させたりといった、迷惑行為を行うタイプが多く登場し、社会的な問題となりました。

このタイプのマルウェアは、被害者が被害を知ることを目的としている、あるいは隠そうとしないため、端末がマルウェアに感染していることを気づきやすいのが特徴です。


3-2.営利目的

  • 電話帳のデータを盗み取る
  • ネットバンクのログイン情報を盗む
  • 迷惑メールを送信させられる
  • ユーザーの不安を煽り、不要なソフトをインストールさせようとする

上記のように、金銭的利益を目的としたマルウェアが増えており、近年のマルウェアはこのタイプが多数です。

データを盗んだり、迷惑メールを送信させるタイプのマルウェアは、ユーザーが活動に気づきにくいため、セキュリティソフトでの駆除が有効です。


4.セキュリティソフト

常に新種や既存のものの亜種が誕生しているマルウェアから自分のパソコンや携帯を守るには、セキュリティソフトを用いた本格的な保護がもっとも効果的です。


4-1.すでに侵入しているマルウェアを排除
もしすでに端末にマルウェアが入り込んでいても、セキュリティソフトで調べることで発見、駆除が可能です。


4-2.今後侵入してくるマルウェアから端末を守る
セキュリティソフトで端末をリアルタイムに保護していれば、すでに判明しているマルウェアの侵入や怪しい動作をするプログラムの実行を防ぐことができます。
また、ウイルスやワームに感染する恐れがあるWEBサイトやメールなどとの接触を警告してくれます。


4-3.新種のマルウェアが登場するたびにデータベースを更新
新しいマルウェアが発見されるたびにデータベース化し、常に最新の情報に基づき端末を保護します。

マルウェアは1日100万種類新たに作られているので、セキュリティソフトによっては、データベースに登録されていない未知のマルウェアからも、端末を守ってくれるものもあります。


4-4.すべての端末を保護してくれるセキュリティソフトを活用する
かつてはWindowsだけの問題だったマルウェアも、現在はMacやスマートフォン、タブレットでの被害が増えています。
1本のソフトで、パソコン、スマートフォン、タブレットすべてを守ってくれるセキュリティソフトなら、すべての端末が守られます。



2015年6月26日金曜日

1513・Ask Toolbarはマルウェア!

マイクロソフトは、ツールバーを利用したマルウェアの対策を強化するため、セキュリティ評価基準を変更しました。

この変更により、Windows Defenderのスキャン結果で、Ask Toolbarもマルウェアとして判定(潜在的な脅威)されるようになりました。





Ask Toolbarは、独自の検索エンジンを使用した検索ツールバーで、検索プロバイダーの変更を勝手に行うため、マルウェアとして判定されます。






Ask Toolbarは、オラクルが提供している、JAVAのインストーラーに同梱されているため、誤ってJAVAと同時にインストールしてしまうケースが多いです。





Ask Toolbarはあまりおすすめできるツールバーではありません。

JAVAインストール時に誤ってインストールされないように注意してください。



Ask Toolbarを誤ってインストールされないようにする方法
すでにJAVAをインストール済みで、アップデート時に再度Ask Toolbarのインストール可否画面を出したくない場合は、JAVAの設定を変更します。


JAVAの設定方法

  1. コントロールパネルを開きます。
  2. [プログラム]欄の[JAVA]をクリックします。
  3. [JAVAコントロール・パネル]が表示されます。
  4. [詳細]タブをクリックします。
  5. 設定画面の一番下に表示されている[Javaのインストールまたは更新時にスポンサのオファーを表示しない]にチェックを入れます。
  6. [OK]ボタンをクリックします。

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avaのバージョンアップ時にAsk Toolbarがインストールされることはありません。