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2024年9月15日日曜日

2124・USB Type-Cとは

USB Type-Cは、USBの端子形状(コネクタ)のことです。
USB-Cと呼ばれることもあります。



コネクタの表裏が関係ないリバーシブルコネクタが採用されています。耐久性が大幅に強化され、約1万回もの抜き差しに耐えることができます。

【USB Type-Cでできること】

  • 従来のUSBの2倍のスピードで転送できます。(USB3.1 Gen 2)
  • 最大240Wの給電ができます。(USB PD3.1/240W=48V/5A)
  • 映像などUSB以外の信号を伝送できます。(Alternate Mode)

今までノートパソコンやスマートフォンにケーブルで接続していたUSBや充電器、ディスプレイをすべてUSB Type-C端子でまかなうことができます。

そして、従来のUSBではできなかった「USB PD」と「Alternate Mode」の2つ機能を利用できる機能を備えています。
※すべてのUSB Type-Cが対応しているわけではありません。

【急速充電ができるUSB PD】

USB PD(USB Power Delivery)は、USBケーブルを利用し、最大240Wまで給電可能なUSBの電力拡張規格のことです。
従来のUSB2.0は2.5W、USB3.0は4.5W、バッテリー用途の充電規格USB BC(Battery Charging)1.2は7.5Wまでの給電が可能でした。

USB PD3.1では240Wまでの給電が可能なので、従来対応できなかったタブレットやノートPCなどへの給電や、モバイル機器への急速充電(充電時間の短縮)も可能です。


USB PDを利用するには、ノートパソコンやスマートフォン、充電器やケーブルなど、すべてUSB PDに対応している必要があります。

最大5A/20Vは、形状がUSB Type-Cで、給電規格「USB PD(USB Power Delivery|Profile5」に対応している場合です。

5A/20Vとは、5A(電流)×20V(電圧)=100W(電力)を意味しています。

すべてのType-CがUSB PDに対応しているわけではありません。

2024年9月12日木曜日

2123・(記録写真)NEC VersaPro VKT12H-1

VersaPro VKT12H-1のSSDを256GBに交換したので、記録します。

  • メーカー:NEC
  •  CPU:Intel Core i5 第7世代 7Y54 1.2 GHz
  • メモリ:8GB
  • SSD:128GB
  • 表示能力:12.5 インチ Full HD (1920×1080) ノングレア(非光沢)




メモリはオンボードと思われるので、メモリは8GBのまま。

2024年9月7日土曜日

2121・(記録写真)LIFEBOOK AH77/D1 i7-8565U

FMV LIFEBOOK AH77/D1 の改造依頼がありましたので記録します。

【改造前スペック】

  • メーカー : 富士通
  • 型名 : AH77/D1 FMVA77D1L
  • CPU : Intel Core i7-8550U @ 1.80GHz
  • メモリ : 8GB
  • ストレージ : (C)SSD 256GB/(D)SSD 512GB
  • ディスプレー : 15.5型FHD(1920×1080)非光沢
  • OS : Windows 10 Home
【改造内容】
  • PCのWindows10をWindows11にアップグレード
  • SSD交換
  • メモリを16GBに増設
  • 冷却ファンの点検。必要に応じて、Fanの交換する





【購入品】









【改造後】
  • メモリ : 16GB
  • ストレージ : (C)SSD 256GB/(D)SSD 512GB
  • OS : Windows 11 Home

2024年9月1日日曜日

2118・(記録写真)dynabook G83/DN 8GB/256GB

 dynabook G83/DNのメモリとバッテリを交換しましたので、記録します。
メモリを8GBから16GBに増設します。

  • メーカー : dynabook
  • 型名 : G83/DN (PG8DNRJCGL7KD1)
  • CPU : Intel Core i7-8550U @ 1.80GHz
  • メモリ : 8GB
  • ストレージ : SSD 256GB
  • ディスプレー : 13.3型FHD(1920×1080)非光沢
  • OS : Windows 11 Home


裏ブタをはずしたところ


バッテリの右上の黒いシートの下にメモリがありました


8GBを16GBに交換します。(PC4-2666 8GB)

空きのスロットはありません、
1スロットのみですので増設ではなく、16GBのメモリの交換となりました。

バッテリ


SSDはマザーボードの下側にあるので、今回はさわりませんでした(256GB)

2024年7月17日水曜日

2106・IntelのCPU不具合問題(第13世代及び第14世代)

 この投稿は2024年7月17日の現況です。

Intelの第13世代及び第14世代Coreプロセッサーに見られる不安定性の問題は解決が見えず、事態は更に深刻化しているようです。
これまでは主にゲームプレイでの不安定性が取り上げられることが多かったが、新たな報告では、サーバー市場にも影響を及ぼしていることが報告されています。
この問題は、消費者向けPCからエンタープライズ市場まで幅広い影響を与え、IntelのCPU事業に大きな打撃となっています。

詳細は以下のサイトをご覧ください。

広がる不安定性の問題


記事では、多くのシステムプロバイダーやPC製造業者がIntelのCPUからAMDのRyzenチップへの移行を検討し始めている。と記載されています。
PCの購入を検討している方は、今後の動向にご注意ください。

ムーアの法則の限界にきたのかもしれません。


2024年7月2日火曜日

2104・PCの価格と選び方

 PCの値段を決めるものは、主に以下の要素です。
今後、PCを購入する際の参考にご覧ください。

1. スペック

CPU: CPUは、PCの頭脳とも呼ばれる重要な部品で、処理速度やマルチタスク性能に影響します。
一般的に、CPUの性能が高いほど、価格も高くなります。
個人的には、第8世代以上を推奨します。現行の最新は第14世代です。
個人的には、第10世代の中古PCを推奨します。

CPUの参考価格

メモリ: メモリは、PCが一度に処理できる情報量を決める部品です。メモリ容量が多いほど、複数のアプリケーションを同時に起動したり、大きなファイルを扱ったりすることができます。

メモリ容量が多いほど、価格も高くなります。
個人的には8GB以上、できれば16GBを推奨します。

ストレージ: ストレージは、PCにデータを保存する部品です。
HDDとSSDの2種類があり、SSDの方が高速で高価です。
ストレージ容量が多いほど、価格も高くなります。
個人的には、256GB以上のSSDを推奨します。

ディスプレイ: ディスプレイは、画面の大きさや解像度、色再現性などを決める部品です。
画面サイズが大きいほど、解像度が高いほど、色再現性が良いほど、価格も高くなります。

その他: 上記以外にも、OS、筐体、無線LANなどの要素も価格に影響します。

グラフィックボード: グラフィックボードは、3D図形処理や動画編集などの作業に特化した部品です。AIでも使用します。
高性能なグラフィックボードを搭載しているほど、価格も高くなります。

グラフィックボードの参考価格

2. ブランド

一般的に、知名度の高いブランドのPCの方が、価格が高くなります。
これは、ブランドによる品質やサポートへの信頼が高いためです。

3. 販売店

販売店によっても、同じスペックのPCでも価格が異なる場合があります。
これは、販売店の仕入れ価格や販売戦略の違いによるものです。
ネットの中古PCも充実しています。
中古PCも検討に入れるのもおススメです。

4. 時期

新製品発売時期や年末年始などのセール時期には、価格が下がる場合があります。
定期的にネットでチェックしてください。

5. 販促キャンペーン

メーカーや販売店が実施している販促キャンペーンによっては、割引やクーポンなどが適用され、価格が安くなる場合があります。
HPやDELLは定期的にキャンペーンをしていますので、チェックしてください。

PCを購入する際には、自分の用途に合ったスペックのPCを選ぶことが重要です。
また、複数の販売店で価格を比較したり、セール時期を狙ったりすることで、お得に購入することができます。

【参考】

 パソコンの選び方:
https://kakaku.com/pc/note-pc/guide_0020/

パソコンの買い替え時期について:
https://x.gd/GbTDC

【個人的な見解・おススメのスペック】(2024/07/02)

  • CPU:第10世代 Core i5以上
  • メモリ:16GB以上
  • SSD:256GB以上
  • 金額:3~4万円の中古
【購入先】

2024年6月26日水曜日

2102・CPU、GPU、NPUの比較

 CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、NPU(Neural Processing Unit)は、それぞれ異なる用途に特化したプロセッサーです。

CPU (Central Processing Unit):

  • 主に汎用的な計算を行うために設計されています。
  • コンピューターの中枢的な役割を果たし、プログラムの実行、データの処理、システムの制御を担当します。
  • 複数のタスクを順番に処理することが得意で、高度な制御や複雑な計算が求められる場面で威力を発揮します。

GPU (Graphics Processing Unit):

  • 主に画像処理やグラフィックス関連の計算を行うために設計されています。
  • 3Dレンダリング、ビデオ処理、画像処理などの並列計算を高速に行うことができます。
  • 最近では一般的な計算にも使われ、特に機械学習やディープラーニングのモデルの学習や推論にも活用されています。

NPU (Neural Processing Unit):

  • 主に人工知能や機械学習の特定のタスクを高速に実行するために設計されています。
  • ニューラルネットワークの推論や学習に特化し、大量の行列演算を効率的に処理します。
  • CPUやGPUよりもニューラルネットワークの特定のタスクにおいて高速かつ省電力で動作することが特徴です。

これらのプロセッサーはそれぞれ異なる特性を持ち、異なる用途に対応しています。
例えば、一般的なコンピューターの処理にはCPUが、グラフィックスのレンダリングにはGPUが、そして深層学習のモデルの学習や推論にはNPUが使われることがあります。


「Copilot+ PC」とは(NPUの詳細はこちら)