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2024年7月11日木曜日

2105・データの完全消去

 一般的に、ゴミ箱を空にすればデータが完全に消去されると考える方が多いですがそれだけでは不十分です。
ゴミ箱を空にしてもデータの痕跡は残っていて、ハードディスクからの復元が可能になっています。
ファイルが保存されているセクションが上書きされない限りはファイルの内容はハードディスク内に残っています。
そのため、復元ソフトを使うとハードディスクやパーティションから削除されたデータを復元することも可能です。

次に、工場出荷時に戻すといった初期化処理はどうでしょうか。
初期化処理をしても、特殊なソフトウェアを利用すれば復元が可能です。
悪意のある人にパソコンがわたった場合、削除したと思っていた個人情報を抜き取られ悪用されてしまう恐れがあります。

つまりは私たちが思っているデータの消去では十分ではないのです。
手順にしたがって正しい方法でデータの完全消去を実行する必要があります。

データの消去については、こちら


BitLockerとは
BitLockerは、PCに装着されているストレージ(HDD/SSD)を暗号化する機能です。

 仮にPCの盗難や紛失が発生したとしても、PCにストレージが装着されたままならWindowsにサインインしない限りファイルを参照できません。
しかし、ストレージがPCから取り出された場合、外部からのアクセスに無防備になる可能性があります。

 この対策として、ストレージをまるごと暗号化し、保存されているデータを保護する仕組みがBitLockerです。

 盗難や紛失だけでなく、PCを売却したり、処分したり、譲渡したりする場合、ストレージ上のデータが第三者に復元されることを防ぐ目的でもBitLockerは有益です。

メリット
  • 紛失や盗難時にストレージからのデータの不正な読み出しを防止できる
  • 売却や譲渡時にデータの復元を防げる(使用領域のみ暗号化の場合は要注意)

デメリット
  • 不具合により回復キーの入力が求められる場合がある
  • 上記の場合、回復キーが分からないと初期化するしかない



2012年6月25日月曜日

231・ファイルの個別完全削除(Eraser)


Eraserは、Windows用のデータ削除ツールです


「Eraser」 は、個別にファイルやフォルダを完全に削除してくれるソフトです。

ファイルを普通に削除し、その上からさらにデタラメ (ではないが) なデータを何度も上書きすることにより、元のデータを正常に復旧できないようにしてくれます。
(仮にファイルを取り出せても、元の状態で読んだりすることはまず不可能)

ファイルというものは、“ ゴミ箱から削除 ” あるいは “ 「Shift」キーを押しながら削除 ” しても、実際にはファイルの住所 ・位置情報がなくなるだけで、実データそのものは削除されません。

そのため、本当に大事で機密なファイルなどは、「Eraser」 などのソフトで完全に抹消しておく必要があるのです。






削除済みのデータを抹消する機能も付いているので、PCやハードディスクを売る時 / 捨てる時 などにも便利だと思います。
(捨てる時は、ハンマーやドリルなどで物理的に破壊してしまった方がより確実です)








【使い方】 

  1. 「Eraser.exe」 を実行します。
  2. まず最初に、ツールバー上にある 「Settings」 を選択します。
  3. 画面中央の 「Default file erasure method」 欄で、ファイルの抹消方法を選択します。 
  4. ファイルの抹消方法は、上書き回数 (Passes) が多いほど確実になりますが、回数が多いとその分処理に時間がかかるようになります。 
  5. よほどの機密情報でなければ、通常は 「US DoD 5220.22-M (8-306./E, C & E) (7 passes) 」 あたりでも十分すぎるほどです。
  6. 抹消方法を選択したら、ツールバー上の 「Erase Schedule」 ボタンをクリックします。
  7. メイン画面に戻ります。 
  8. 完全に抹消してしまいたいファイルを、ウインドウ中央にドラッグ&ドロップします。 (複数可)
  9. すると、Are you sure you wish to erase the selected files?という確認ダイアログが表示されます。 
  10. あとは、「はい」 を選択すればOK。 
  11. ファイルの完全削除が行われます。
データを完全に消して、PCを処分しましょう!

これ、大事!!




2012年5月6日日曜日

96・データの完全削除!(Partition Wizard Home Edition)

データを完全に消したい!


完全に消す、というより完全に別のデータで置き換えると考える方がいいでしょうね。


PCを他の人にあげるとか、PCを廃棄するときとか・・・。

ハードディスクをフォーマットしても復元ソフトで復元できる場合もあります。

そんな時に、使用するのが「Partition Wizard Home Edition」です。






データの消去の他に、パーティションのリサイズとか機能が多いフリーソフトです。

下の写真は、外付けHDDのパーティションを分割して、Gドライブを作っているところです。




2012年4月18日水曜日

23・(重要)データが消えた!

ヒューマンエラーか、マシンエラーか?


データが消える原因は、ほとんどの場合ヒューマンエラーだと思います。

          
           ①ついうっかりして、間違って消してしまった(Deleteキーを押した)


     ②勘違いで消した(Deleteキーを押した)


     ③ついうっかりして、同じファイル名で上書きしてしまった



ほとんどの場合、この「ついうっかりして・・・」と「勘違いで・・・」でしょう。


パソコンを使う以上、避けて通れない事故です。


①②の場合、ゴミ箱に残っていることが多いので、「この項目を元に戻す」で解決ですね。



ゴミ箱に残っていない場合

私の経験上、理論上は復元できる場合もありますが、現実はほとんどの場合無理と思っています。

なぜなら、気がつくのが削除してからずっと後なので、HDD上のデータが上書きされていることが多いからです。


HDD上のデータが上書きされたら、 復元 ソフトでも無理



ですから、③の場合は復元は無理です。


また、USB メモリのデータはゴミ箱に入らないで、直接削除されるので復元は無理です。



復元 ソフトがあるから大丈夫」と、思うのは大間違い!

理論上は可能程度に考えて、ファイルの削除は慎重に!

これメッチャ大事!!!



マシンエラーの場合、事態は深刻ですね~。

ほとんどの場合、HDDの傷とかで私たちエンドユーザーが対処するのはまず無理。

専門業者に依頼するしかないでしょう。それも膨大な費用をかけて・・・。


そもそも、HDDは円盤が高速回転しているものですから、HDDは消耗品と考えるべきですよ。


「消耗品に大切なデータを置く方が悪い・・・」と、割り切りましょう。


大切なデータは、必ずバックアップを取る

これ、パソコンユーザの常識!と心得てくださいね



それでもあきらめきれない人は、以下を参考に。




よく、データ復元業者のサイトで「何でも復元します」というのを見ますが、信じられません。

手数料だけ取って、ダメでした。で、終わりそうな気がします。