そろそろ無料のOfficeソフトに乗り換えますか?
The Document Foundationは7日、「OpenOffice.org」から派生したオープンソースのオフィス統合環境「LibreOffice」の最新メジャーバージョンアップ版となるv4.0.0の正式版を公開しました。
最新版では、ワープロソフト「Writer」や表計算ソフト「Calc」を中心に多くの機能が追加されています。
「Writer」のもっとも注目の変更点は、
- 選択テキストに対してコメントを付加する機能が追加されたこと。
- 児童教育向けのプログラミング言語“LOGO”を使ってベクター図形を描画できる拡張機能「LibreLogo」が、「Writer」に統合されたこと。
- 最初のページを表紙にすることを考慮して、ページスタイルを変更せずに最初のページだけ異なるヘッダー・フッターを設定できるようになったこと。
- 「Microsoft Word」の“インク”機能で注釈が手書きされたDOCX文書などのインポートに対応したほか、「Microsoft Office」で採用されている数式向けリッチテキスト形式“Math RTF”へ対応するといった変更が施されています。
「Calc」では、
- ODS文書を開く際のパフォーマンスが向上した
- XMLファイルから必要なデータだけを取り込める“XMLソース”ダイアログが追加された。
- 選択したグラフを画像としてエクスポートできるようになっている。
- さらに、ピボットテーブルで“ページ”フィールドの項目を複数選択できるようになった。
プレゼンテーションソフト「Impress」やドローソフト「Draw」、データベースソフト「Base」でも、細かな機能向上が図られています。
そろそろ、無料のOfficeに変更してもいい時期に来たかもしれません。
Excel、WordだけがOfficeではありませんので・・・