2013年8月26日月曜日

831・Windows XPのセキュリティリスク

WindowsXPのサポート終了まであと8ヵ月。

家庭向けPCの需要が冷え込む一方で、大手企業の移行は既に始まっています。








今後は中小企業へと広がり、年末に向け、個人向けPCの需要が拡大することが予見されます。




2013年4月時点での企業におけるWindowsXPの利用台数は1,419万台、全体の40.3%を占めており、個人向けでは1,170万台、全体の27.7%を占めています。

また、米Net Applicationsの調査によると、2013年6月時点におけるXPのシェアは37.17%、2013年7月時点でも37.19%とほとんど変化がありません。
一方、Windows 7は44.37%から44.49%に、Windows 8は5.1%から5.4%にそれぞれ増えています。




WindowsXPのサポート終了

法人市場では、WindowsXP からWindows7を中心とする上位世代OSへの切り替えが始まっていますが、タブレットへ需要が流れることも想定されます。
「PC業界の過去の歴史に例がない特需はどれほどのものなのか?」今だ予測できないのが実情です。







企業の一番のリスクは「評判」のリスクです。

セキュリティ的に危険だというXPを使っているあの会社は危ない」というネガティブイメージの拡散が予見できるため、大手企業程、確実に上位世代のOSに切り替えると思います。