2014年8月28日木曜日

1262・スマホの電池切れを防ぐ

節電アプリを正しく使用すること

  • スマホのメーカーが標準機能として搭載している省電力(機種によっては節電)モードと、節電アプリを同時に起動すると、不具合が生じる場合があります。
  • 節電アプリを使用する場合は、本体の省電力モードをOFFに設定します。
  • 節電アプリは1種類に限定して使用します。複数の節電アプリを同時に使用すると、節電アプリ同士が競合し、十分な効果を得ることができません。
  • 節電アプリは電池を長持ちさせるアプリですが、スマホのメモリーに常駐するため、電池の消耗の要因になります。慣れてきたら節電アプリを使用せず、スマホの設定で節電します。


充電しながらスマホを使わないこと
スマホに使用されるバッテリーの多くはリチウムイオン電池です。

リチウムイオン電池のメリット

  • 寿命が長い
  • 小型でも大容量
  • 継ぎ足し充電が可能


リチウムイオン電池のデメリット

  • 熱に弱い
  • 電池自身が発熱すると容量が減少し、寿命に短くなる


スマホをモバイルバッテリーやACアダプターにつなぎながら操作すると、放電と充電を同時に行うことになります。
充電しながら使用(放電)するとスマホ本体が高熱になり、電池の寿命が短くなります。


充電器にさしっぱなしにしないこと

  • 就寝時にいつも充電し、満充電の状態で朝を迎える方も多いと思いますが、電池を徐々に痛めてしまいます。90%位を目安に充電器を外します。
  • 40%位になったら充電し、90%位を目安に充電器を外すと最適です。
  • 0%まで使い切ると電池にダメージを与えてしまいます。


手で握りしめないこと
リチウムイオン電池は熱に弱いため、手のひらをスマホの裏面に密着させず、空気の流れができるように隙間を作って持ちます。

常駐アプリを増やさないこと
スマホのメモリーに常駐するアプリは電池消耗の原因になります。どのような常駐アプリがあるのかを確認し、必要の無いアプリはなるべく常駐させないように設定します。

こまめに充電しないこと
こまめに充電すると、注ぎ足し充電を繰り返すことになり、電池の寿命が短くなります。

信頼できるモバイルバッテリーを使用すること
外出中の電池切れに備え、モバイルバッテリーを準備する方も多いと思いますが、信用できるメーカー製品の使用を推奨します。
急速充電対応がいいと思って購入しても、電流が大きすぎてスマホの電池がダメになるケースや、充電時間が途方も無くかかる不良品も多いです。

スマホの電池は充電回数も多いため、ガラケーと比較すると、1/3から1/2しか持ちません。
そのため、スマホの電池は「消耗品」と割り切って、不具合が生じたい場合は電池を新品(2,000円位)に交換することをおすすめします。