2015年3月25日水曜日

1434・格安SIMカード

大手キャリアより安価な価格で利用できる「格安SIMカード」が人気です。

「格安SIMカード」とは、MVNO(仮想移動体通信事業者)が提供しているSIMカードのことで、スマホ端末にセットすることで、通信料金を抑えることができます。

SIMカード(シムカード|Subscriber Identity Module Card|)とは、携帯電話で使われている電話番号を特定するための、固有のID番号が記録されたICカードのことです。






格安SIMを購入する際の注意点

1)通信方式や周波数
使いたいスマホ端末の通信方式や周波数に、購入したSIMカードが合っていないと使えません。

現在販売されている格安SIMカードの多くはNTTドコモの回線を利用しているため、ドコモ端末ならこのようなトラブルはありません。

2)海外製のスマホ端末
海外製のスマホ端末で格安SIMカードを使う場合、国内の電波法に抵触していないかどうかの確認も必須です。

※日本の「技適マーク」が端末本体に貼ってあります。万が一法令に違反した場合、罰則もあるので注意が必要です。

3)APN設定
格安SIMカードをスマホ端末に挿せばすぐにインターネットが利用できるわけではありません。

スマホ端末がネットワークに接続できるように、APNの設定をする必要があります。

日本で販売されている携帯電話端末には、対応するキャリアの提供するネットワーク(例えばNTTドコモであればiモード)に接続するためのAPNがあらかじめ設定されています。

普段APNを設定したり意識したりすることはありませんが、利用者識別を行うSIMカードのみを購入してスマホ端末にセットする場合、APNの設定が必要です。





4)格安SIMカードのサポート
格安SIMカードの場合、大手キャリアのようにショップが街中にないため、気軽にサポートを受けられないのも格安SIMカードの弱点です。

格安SIMカードでトラブルが起きた場合、販売先のMVNOのカスタマーサポートに問い合わせることを推奨しています。