2015年8月15日土曜日

1575・アップグレード の注意点(Windows10)


2015年7月29日より、Windows10の無料アップグレードがスタートしました。







対象となるOS
Windows7 Service Pack 1(SP1)、Windows8.1 Update


アップグレードする前に準備しておくこと

  1. Windows Updateで最新の更新プログラムを適用しておきます。
  2. Windows10互換性情報&早わかり簡単操作ガイドで確認します。

Windows10早わかり操作ガイドダウンロードは、Windows7ユーザー向け、Windows 8.1ユーザー向けの2種類のPDFファイルがダウンロードできます。

いずれも65ページのボリュームで、各OSとWindows10の機能を呼び出すポイントを比較しながら、分かりやすく解説されています。


Windows10にアップグレードできるシステム要件
Windows10の最小システム要件は以下の通りです。(アップグレード用ファイルのサイズは約3GB)


  • HDDの空き容量:32ビット版は16GB、64ビット版は20GB以上
  • CPU:1GHz以上のプロセッサ
  • メモリ:32ビット版は1GB、64ビット版は2GB
  • グラフィックスカード:DirectX9以上
  • ディスプレイ(画面解像度):1024×600以上


最小システム要件を満たしているデバイスでも、ドライバーやファームウェアの対応状況、搭載するアプリケーションの互換性、各種機能のサポート状況などによりアップグレードできない場合もあります。


Windows Phone8.1からWindows10 Mobileへの無料アップグレードは今秋の予定



留意点


  • Windows10へのアップグレードは、自動でも強制でもありません。知らない間にWindows10へアップグレードされることはありません。
  • アップグレードから31日間は直前の環境に戻すことができます。
  • アップグレードの予約をしていなくても、後から手動操作でアップグレードできます。
  • 互換性を確認できなくてもアップグレードできます。
  • 予約が完了すると「Windows10 のご予約が成立しました」というメールが届きますが、この時点でダウンロードはまだ行なわれません。
  • 複数のデバイスを所有している場合は、それぞれのデバイスで予約作業を行います。

※無償アップグレードの予約はユーザーではなくデバイスに関連付けられます。
全てのデバイスに対して予約する場合は、それぞれのデバイスで同じ作業を行います。


Windows 10 Upgrade Advisorの使い方

Windows10にアップグレードする前に、事前に「Windows10 Upgrade Advisor」で確認します。

  1. デスクトップアプリ、接続デバイス、周辺機器との互換性に関して問題が検出された場合、その問題もリポートに表示されます。
  2. タスクバー右側の通知領域にある[Windows10]ロゴをクリックします。
  3. 画面左上のハンバーガーメニュー[≡]をクリックします。
  4. [PCのチェック]をクリックします。
  5. チェック結果がウィンドウに表示されます。
  6. すべてがチェックできるわけではないため、お使いのパソコンやタブレットのメーカーWebサイトも合わせてチェックしておきましょう。 


Windows10にアップグレードすると削除される機能

  • Windows Media Center
  • DVD-Video再生機能(すでにWindows 8で再生に必要なコーデックが省かれています)
  • Windows7デスクトップガジェット
  • Windows7のソリティア、マインスイーパー、ハーツ(新バージョンのソリティアとマインスイーパーをリリース済み)
  • USBフロッピードライブのドライバー
  • Windows Live Essentialsがインストールされている場合、OneDriveアプリが削除され、Windows 10搭載のOneDriveに置き換わります。
  • Windows8.1のチャーム


その他の注意点
Windows10 Homeでは、Windows Updateにおける更新プログラムのダウンロードおよびインストールが[自動]の設定のみとなり、再起動もデバイスが使用されていないときに自動で行われます。(再起動の日時設定は可能です。)