2012年4月13日金曜日

3・メモリって何ですか?


メモリとは、「Memory(メモリー)」の事で、つまり「記憶」という意味です。


情報を記憶する部分をメモリと言う・・・ そのまんまですね~。





データを保存するパーツには「ハードディスク(HDD)」というものがあり、こちらはデータを長期的に保存できますが、カセットテープやビデオテープのように磁気によって物理的にデータを読み書きするので処理に時間がかかります。


この時間のかかる部分と CPU がデータをやり取りしていては、パソコン全体の動作も遅くなってしまいます。

そこで「使用するデータを電気的に保存して置く場所を作って、そことデータのやり取りをさせれば、もっとパソコンを早く動かせるじゃないか」という考えができました。



その、データを電気的・一時的に保存しておく場所が「メモリ」な訳です。




メモリの容量(記憶量)がたくさんあればあるほど、パソコンはたくさんのソフトをまとめて動かしたり、大容量のソフトを速く安定して動かしやすくなります。


もし使用中にメモリ容量が足りなくなってしまうと、パソコンはメモリに記憶できない分をハードディスクに書き込んで補おうとします。

しかしメモリに比べ動作の遅いハードディスクから直接データを読んだ場合、読み出し速度も一定ではないため、その分パソコンの動作は重く不安定になってしまいます。


また、ソフトを終了すると、そのソフトが使っていたデータ分はメモリから減る(解放される)のですが、完全には解放されない場合が多いです。

そのため長時間パソコンを使っていると次第にメモリ容量の残りが少なくなっていき、そのうちメモリ不足でコンピューターが不安定になったりします。


ソフトによってはメモリが足りないと起動できなかったり、警告が表示されるものもあります。



ですから、メモリは最低限あればパソコンは動作しますが、その容量があればあるほど、たくさんのソフトを同時に使用したり、長時間使用する時でも快適にパソコンを使い続ける事が出来ます。


最近のパソコンは4GB以上が多いです。


2GB,4GB,8GB,16GB,32GBとあります。当然数字が大きくなると、PCの値段も高くなります。


今のところ、8GBあれば十分でオツリがくるでしょう(5年後はわかりませんが・・・)