2012年7月22日日曜日

346・レポート-61


「パソコンのセキュリティと、その対策について」


パソコンのセキュリティが不完全な場合、ウイルスに感染しやすくなったり、重要な情報が漏洩してしまったりする恐れがある。

これを防止するため、ウイルス対策ソフトをインストールしておく必要がある。
インストールするだけでは駄目で、期限にも気を配らなくてはならない。時折システムスキャンを実行することも必要となる。

覚えておきたいことは、ウイルス対策ソフトは重複してインストールしてはならないという点である。例えばノートンとウイルスバスター、両方をインストールしている場合、二つの機能が競り合ってトラブルを起こす危険性があるので注意したい。

HPのウイルスをチェックすることも可能である。
これはウイルス対策ソフトではなく、オンラインスキャンによる検出や、サイトアドバイザーという無料でダウンロードできるソフトウェアを用いて確認することができる。

また、グーグルクロームでも、ウェブ検索すると表記されるURLの前に危険度が示されたアイコンが表示される。個人的な意見としてはこちらのほうが活用しやすいかもしれない。


アップデートとは改良版プログラムによる修正のことである。

定期的に更新が行われるので、毎月第二水曜日に、Windows Updateで確認するとよい。

アップデートを行うことによりシステムの脆弱性を改善したり機能向上したりするとされるので、アップデートは必ず行うこと。ウイルス対策としていつも最新の状態にすることが推奨される。

Vistaの場合は、[コントロールパネル→セキュリティから更新プログラムの確認]でアップデートが必要か否か確認することができる。

ファイルは基本、ゴミ箱から削除すると完全に消えたと思いがちであるが、実際はHDDのファイルシステムから情報がなくなるだけでデータそのものは削除されていない。

Eraserというソフトは、個別にファイルやフォルダを完全削除してくれるものである。

情報漏洩防止のためにも、重要な情報がある機密ファイルなどはソフトを使用して完全に削除したほうがよい。他にも、文字通り「完全削除」と呼ばれるソフトもあるようだ。

また、PCやHDDを売るとき、捨てるときなどにもデータの完全削除が役に立つ。個人に関する情報の漏洩を防ぐためである。最も、捨てる場合は物理的に破壊したほうが情報漏洩防止がより確実ではあるとされるが。

個人の意見としては、万が一パソコンを手放す事態に陥った場合、破壊よりも売るほうを取りたいと考える。だから、データの完全削除法を念頭に置くこととする。

また、完全削除することによって、パソコンの容量を軽減する役割も期待できるので、少しでも容量を減らしたいと考えるならデータを完全削除してくれるソフトをダウンロードし活用したほうがよいと思われる。