2013年5月27日月曜日

673・事例-9


 今まではパソコンを利用するにあたっての基本的な知識でさえもなかった。

メンテナンスや必要なソフト等についてほぼ無知の状態のまま使っていた。

その一つがまずは、Windows Updateだ。
アップデートとは改良版プログラムによる修正のことであり、ウイルス対策のためにも常に最新の状態にしておくことがベストである。毎月第2水曜日に、コントロールパネルのWindows Updateから確認しておく。

 次にPCのメンテナンスだ。
メンテナンスには三つの手順があり、一つ目はエラーチェックだ。PCのプライマリ ハードディスクをチェックすることで、パフォーマンスの問題を解決したり、適切に動作していない外部ハードディスクをちぇっくしたりすることができる。
二つ目はディスククリーンアップだ。
ハードディスク上の空き容量を増やしPCの実行速度を上げることができる。
三つ目はディスク デフラグだ。
これは断片化されたデータが再配置され、ハードディスクがより効率的に機能出来るようになる。断片化が発生すると、ハードディスクで余分な作業が増え、PCの速度が遅くなる原因に繋がる。
このように月に1~3回ほどの定期的なメンテナンスをすることによって、PCの寿命が長くなる。

 常駐ソフトも必ず知っておくべき知識である。
常駐ソフトとは、Windowsと一緒に勝手に起動するソフトのことで、ウィルスチェックソフトやメッセンジャーソフトなどがある。
しかし、アプリケーションをインストールすると、勝手に常駐ソフトが増えていくため、Windowsの起動が遅くなったり、メモリが少なくなったり、アプリケーションの動きが不安定になるなどの症状が起こる。
不要な常駐ソフトはスタートアップチェッカーというフリーソフトを使うことによって簡単に終了させることができる。しかし、ウイルス対策の常駐ソフトは停止してはいけないので、注意しなければならない。

 最後に、Fix itを使うことによって現在起こっているトラブルが自動診断できる。
ただし、このツールだけで100%トラブルを解消できるわけではないので、これで解決出来れば運が良かった程度に思っておく方が良い。

 このように、上記で述べた以外にもPCを安全で正しく使うには、正しい情報を身につけ常にPCを最善の状態にしておくことが大切になる。

ウイルスにかかってしまったり、データが消えてしまったりと、トラブルが起こる前に自ら進んでPCについての知識を深めることが最も重要であると言える。