2015年6月7日日曜日

1478・BlueTermite(ブルー・ターマイト) (標的型サイバー攻撃)

カスペルスキー(ウイルス対策ソフトウェアの会社)は6月4日、日本を標的としたAPT攻撃(脆弱性を悪用し、複数の既存攻撃を組み合わせ、ソーシャルエンジニアリングにより特定企業や個人をねらい、対応が難しく執拗な攻撃)「BlueTermite(ブルー・ターマイト)」に関する緊急会見を行ないました。






ちなみにtermiteとは英語でシロアリの意味です。

なぜこの名前にしたのかはよく分かりません。


同社によると、ブルーターマイトの活動が活発になった2014年秋ころからデータ収集と分析を続けてきたそうです。


川合林太郎代表取締役社長は、

「ブルーターマイトは日本全体を狙ったサイバー攻撃で、かつてない勢いで国内組織を襲っている。
たまたま日本年金機構での被害が年金情報流出につながり大きく報道された。
実はそれ以外の日本の官公庁や民間企業も標的になっている。
『うちは大丈夫』という根拠の無い自信は捨てた方がよい」

と警鐘を鳴らしています。




(YouTube 49分41秒)