2017年5月24日水曜日

1911・ランサムウェア WannaCrypt 攻撃に関するお客様ガイダンス(Microsoft)

以下は、ランサムウェア WannaCrypt 攻撃に関するマイクロソフトからのお知らせです。


詳細は、こちらから

概要:
2017 年 5 月 12 日 (米国時間) より、マイクロソフトは、イギリスを始めとする複数の国の医療機関やその他の企業に影響を及ぼすランサムウェアによるサイバー攻撃を確認しています。
このランサムウェアは Wanna Cryptor マルウェア (WannaCrypt, WannaCry, WannaCryptor, Wcry などと呼ばれる) の亜種であると思われます。
日本でも攻撃報告を確認しており、マイクロソフトでは昼夜を徹して本件の影響を受けた全世界のお客様の支援を進めています。

このブログでは、WannaCrypt の概要およびお客様が必要なアクションを記載しています。


対策:
MS17-010 の適用

このマルウェアはメールなどのソーシャル エンジニアリング手法を使い拡散を狙います。

また、CVE-2017-0145 を悪用し細工したパケットを SMB サーバーに送ることで拡散します。
このランサムウェアは 2017 年 3 月に修正された SMB v1 の脆弱性 (MS17-010) を利用するため、お使いのコンピューターが最新のセキュリティ更新プログラムをインストール済みであることを確認してください。
(※ Windows 10 Creators Update (バージョン 1703) は対策済みのため MS17-010 を適用する必要はありません)