2017年5月21日日曜日

1910・PDFの活用

PDFは「Portable Document Format」の略で、データを実際に紙に印刷したときの状態をそのまま保存することができるファイル形式のことです。

PDF形式で保存したファイルは、どのようなパソコン環境でも同じように閲覧することができます。

以前は「PDFの閲覧は無料だけど作成や編集は有料」という認識が一般的でした。

しかし現在では、PDFをExcelやWordに変換して再編集したり、PDFの結合や分割、圧縮、PDFを画像へ変換、画像をPDFへ変換などの操作を、誰でも気軽に無料できるようになりました。


PDFをクラウド上で編集する方法
iLovePDF
■アイラブ ピィーディエフ|iLovePDF|
PDFの結合や分割、圧縮、OfficeファイルからPDFへの変換、PDFからJPGへの変換、JPGからPDFへの変換などを、ソフトをインストールすることなく、すべてクラウド上で操作することができます。

Smallpdf
■スモール ピィーディエフ|Smallpdf|
PDFの結合や分割、圧縮、OfficeファイルからPDFへの変換、PDFからJPGへの変換、JPGからPDFへの変換などを、ソフトをインストールすることなく、すべてクラウド上で操作することができます。

Word Online
■ワード オンライン|Word Online|
マイクロソフトが無料提供しているMicrosoft Word Onlineは、Microsoftアカウント(無料)を取得すれば、誰でも無料で利用することができます。PDFファイルをOne Driveへアップロード後、Word Onlineで開くことができます。

Google Drive
■グーグル ドライブ|Google Drive|
グーグルが無料提供しているGoogle Driveは、Googleアカウント(無料)を取得すれば、誰でも無料で利用することができます。PDFファイルをGoogle Driveへアップロード後、Googleドキュメントで開くことができます。


PDFをクラウド上で別の形式に変換する方法
CloudConvert
■クラウド コンバート|CloudConvert|
クラウド上で、様々なファイルを別のファイル形式に変換することができます。変換したファイルは、ローカル上に保存したり、DropboxやGoogle Drive、One Driveなどへ保存することもできます。


画像ファイルをPDFに変換するフリーソフト
PDF Designer-Image Edition
■ピーディーエフ デザイナー イメージエディション|PDF Designer-Image Edition|
画像をドラッグ&ドロップするだけで、画像をPDFファイルに変換することがでる無料ソフトです。用紙サイズや縦横の向き、データの圧縮、ページ単位の見出しを目次風に表示する「しおり」の有無、タイトルや作成者といった書類情報、単一や見開きなどのページレイアウトをダイアログで設定することもできます。


PDFを画像ファイルに変換するフリーソフト

PDF-XChange Viewer
■ピーディーエフ エックスチャンジャービューワー|PDF-XChange Viewer|
PDFファイルに文字を入力したり、注釈を埋め込むことができます。書き込んだPDFファイルは、上書きや別名で保存することもできます。
さらに、PDFファイルを画像へ変換する機能も兼ね備えています。


PDFをWordに変換するフリーソフト
UniPDF
■ユニピーディーエフ|UniPDF|
頁数の多いPDFファイルをDOC文書や画像などへ変換するときに役立つツールがUniPDF」です。
「UniPDF」は、Windows 2000/XP/Vista/7/8に対応するフリーソフトです。「UniPDF」は、DOC文書や画像の他、TXTファイルやHTMLファイルへ変換することもできます。
使い方は簡単で、画面左側のリスト画面へ変換したいPDFファイルをドラッグ&ドロップなどで登録し、画面左側のラジオボタンで変換したい形式を選択し、[変換]ボタンを押すだけです。

PDFに文字を入力する方法
PDFescape
■ピィーディエフ フェスケープ|PDFescape|
PDF ファイルをアップロードし、文字入れや画像挿入、白色塗りつぶし、リンクの挿入、テキスト追加、ライン挿入、アノテーション(付箋、ハイライト)の追加、ページの回転、削除、ページ位置入れ替えができるほか、ファイルのパスワード暗号化、ドキュメント情報(タイトル、作成者、サブタイトル、キーワード)の編集にも対応しています。


PDFのページを入れ替える方法
CubePDF Utility
■キューブ ピィーディエフ ユーティリティ|CubePDF Utility|
PDFファイルのページ入れ替えや、複数のページを1つのファイルとして抽出することができます。


PDFファイルの閲覧時に役立つショートカットキー
Adobe Readerを利用してPDFファイルを閲覧するとき、ショートカットキーが役立ちます。

2つ以上のウィンドウを並べて表示
[Shift]+[Ctrl]+[L]キー
複数のPDFファイルを開いている際、[Shift]+[Ctrl]+[L]キーを押すことで、ウィンドウを横方向に自動整列することができます。
※後から開いたウィンドウは、常に左側に配置されます。
※最小化していると整列対象から外れます。例えば、3つのウィンドウの中で2つだけを左右に並べたい場合は、不要なウィンドウを最小化した後、[Shift]+[Ctrl]+[L]キーを押します。

メニューバーの表示/非表示
[F9]キー
画面の上部の[ファイル][編集][表示]などのメニューバーの表示/非表示を切り替える場合
[F9]キーを押します。

ツールバーの表示/非表示
[F8]キー
メニューバーの下に表示されたツールバーの表示/非表示を切り替える場合
[F8]キーを押します。

ナビゲーションパネルの表示/非表示
[F4]キー
サムネイルや目次が表示される画面左側のナビゲーションパネルを開閉する場合
[F4]キーを押します。

全画面表示
[Ctrl]+[L]キー
全画面表示にするには[Ctrl]+[L]キーを押します。
もう一度[Ctrl]+[L]キーを押すと元に戻ります。[Esc]キーを押しても元に戻ります。

検索
[Ctrl]+[F]キー
現在開いているPDFファイルの中で、任意の語句を探す場合は、[Ctrl]+[F]キーを押します。

[Shift]+[Ctrl]+[F]キー
フォルダ内のすべてのPDFファイルに対して全文検索を行う場合は、[Shift]+[Ctrl]+[F]キーを押し、検索ボックスを表示して、対象のドライブもしくはフォルダを指定して検索を実行します。

テキストがデータ化されているか確認
[Ctrl]+[A]キー
PDFファイルのテキスト部分がデータ化されているか確認する場合
[Ctrl]+[A]キーを押します。