複合機とは、スキャナ、コピー、FAXができるプリンタのことです
パソコンから複合機を利用するには「ドライバ」と呼ばれる専用のソフトウェアをパソコン側にインストールしておく必要があります。
ただ、ドライバは複合機のメーカや機種ごとに異なります。
そのため、外出先に、ノートパソコンを持っていったが、自分の持っている複合機とは違う機種だったので印刷ができなかった、ということが起こります。
また、スキャンした文書はネットワークで繋がったファイルサーバに格納する必要があります。
こうした事情から、従来の複合機は「各拠点や各フロアに設置され、主に印刷やコピーに使われる」といった事務機的な利用のされ方に留まるケースが少なくありませんでした。
ところが、最近の複合機は大きな変化を遂げています。
最大の特徴はクラウドとの連携です。
元来、複合機にはメーカ側が利用状況や故障状態を把握するために、ネットワークに繋がる仕組みが備わっています。ですので、複合機をインターネット越しにクラウドと結び、様々なサービスを提供するという発想は実は自然な流れともいえるのです。
このように複合機はもはや「事務機」ではなく、クラウドサービスとも緊密に連携した高度なIT機器へと進化しています。
既にお持ちの複合機にもそうした機能が既に備わっているかも知れません。
当たり前だと思っていた不便さが、複合機をフルに活用することで解消できる可能性も十分あるのです。
一度、自分のプリンタを確認してみましょう!