「パソコンの管理と、その対策について」
1.常駐ソフト
常駐ソフトとは、パソコンの起動と同時に勝手に起動しているソフトのことで、常駐ソフトが増えるとパソコンの起動が遅くなったり、メモリを占有されてしまったりなど様々な問題が起こる。
そこでそのようなソフトの常駐を解除することで問題を解除することができる。常駐ソフトの解除方法は初心者には難しい作業であるため、スタートアップチェッカーというフリーソフトで簡単に解除することができる。
常駐ソフトの解除をするときに気をつけなければならない点は、ウイルス対策ソフトは停止してはいけないということである。その他のソフトは停止しても問題ないものであるか様子を見ながら停止していく。
2.バックアップ
パソコンは、いつ故障してしまうかわからないため、大事なデータはバックアップを取っておくことが重要である。
バックアップとは、同じデータを複数の機器に保存し、一つが消えても残ったデータを使えるようにすることである。バックアップには2種類あり、OS全体をバックアップする方法と大事なデータのみをバックアップする方法がある。
バックアップは、外付けHDDや、USB、CD、DVD、オンラインストレージなど様々なものに取ることができる。
オンラインストレージはネット上にバックアップを取るのでいつでもどこでも自分のデータを閲覧することができるサービスである。スマートフォンと自宅のパソコンとデータを共有することもでき、非常に便利である。
3.メンテナンス
使っていくうちにどんどん動きが遅くなってくるパソコンを定期的にメンテナンスすることは故障を防ぐためにもとても重要なことである。
ドライブのエラーをチェックするエラーチェック、ハードディスクの空き領域を増やしてコンピューターの実行速度を上げるディスククリーンアップ、断片化されたデータを再配置させるディスクデフラグ。
この3つを定期的に行うことでパソコンの故障を防ぎ、長く使い続けていくことができる。
また、ウイルスに感染していないかどうかは、トレンドマイクロオンラインスキャンを使って簡単にチェックすることができるのでウイルスからパソコンを守るためにも定期的なチェックが必要である。
このようにメンテナンスは定期的に行うことが重要である。
4.高速化
パソコンの動きが遅くなってくるととても使いずらくなる。そこでパソコンの高速化をすることでサクサク動くようになる。
エラーチェック、ディスククリーンアップ、ディスクデフラグをする。
- 常駐ソフトの解除。
- メモリの増設。
- 不要なアドオンの停止。
- 視覚効果の停止
- レジストリのデフラグ
これらの方法を利用すればパソコンの高速化ができるので、必要に応じてやってみるべきである。