2012年7月20日金曜日

298・レポート-13

「パソコンのセキュリティーと、その対策について」


インターネット上では一見、匿名での書き込みや行動が可能であるためセキュリティーが甘くなりがちである。しかし、そこに付け込んで我々の個人情報を求めている犯罪集団がいることも事実であり、我々はそういった集団からパソコンと自分自身を守らなければならない。
そのために行える最も簡単なことは、個人情報を書き込まないことである。
特にNSNでは個人情報に対する保護感覚が緩くなりがちであるため注意が必要である。
実際の自分とは違う身の上を書いておいた方が自分の身を守ることになる。

また、使わなくなったパソコンを処分する際にも注意が必要である。
データをゴミ箱のフォルダ内から削除してもパソコン上にはまだデータが残っている。それらのデータは所謂フォルダ名という名の表札を捨てた状態でパソコンの奥に眠っているのである。
そのような状態のままパソコンを捨てたり売りに出してしまうと、次にそのパソコンを使用する人がファイルの復元ソフトを使うことによって再びデータを復元し開くことができてしまうのである。
それを防ぐ最も簡単な方法はパソコンをバラバラに壊してしまうことであるが「そんな野蛮な・・・」と嫌煙する人もいるだろう。
そんな人のためにあるのがEraser」などのデータ削除ツールである。このツールを用いることで表札を無くしたデータの存在そのものも削除することができる。

パソコン初心者がまず注意しなければならないのが「個人情報はどこから盗まれるか分からない」ということである。
備えあれば憂いなし、という言葉の通り備え過ぎて損をすることはない。

セキュリティーを守るためには
  • ウイルス対策ソフトは常に最新のものにしておくこと
  • むやみに個人特定に繋がる情報を書き込まないこと
  • パスワードは人に教えたいこと
  • 読まれてはいけない文章は暗号化すること
これらは行わなかったからといって他人に迷惑をかけるものではないがパソコンを使用する者として最低限行わなければならないマナーではではないだろうか。