「 パソコンのセキュリティと、その対策について」
インターネットには、外部からの不正アクセス、個人情報の流出、悪質なサイト、コンピュータウイルスなど、様々な危険が降りかかってくる恐れがある。
そのため、安心してインターネットを利用するためにもパソコンのセキュリティの対策が必要となるのである。
では、具体的にどのような対策をすればよいのだろうか。
まず、コンピュータウイルスに感染しないようにするには、ウイルス対策ソフトを導入する必要がある。
しかし、ウイルス対策ソフトは、電子メールやホームページにそれまでに発見されているウイルスが含まれているかどうかを検出する仕組みになっているので、新種のものは発見できない可能性がある。
そのため、1週間に1回アップデートを行う必要がある。
また、「SiteAdvisor」というソフトを使えば、悪質なホームページをあらかじめ見分けることが出来、ウイルスに感染するリスクを下げることが出来る。
個人情報の流出を防ぐためには、どうすればよいのだろうか。
個人情報の流出の原因の多くは、USBメモリの紛失や置き忘れ、管理ミスなどによるものである。
そのため、USBメモリが紛失したときのために、USBメモリのデータを暗号化できるソフトに「USBdriveSecureTool」というものがある。
また、見られては困るwordやexcelのデータを暗号化できるソフトもあり、第三者が簡単にそのデータを見ることが出来ないようにすることが可能である。
外部からの不正アクセスを防ぐためには、より強固なパスワードを設定することが必要である。
パスワードを自動作成してくれるサイトや、パスワードの強度を確認できるサイトがあるので、それらを活用することで強固なパスワードを設定することが出来る。
パスワードは、長くすれば長くするほど強くなり、同じ言葉を繰り返すだけでも強くすることが出来る。
例えば、「Mypass」というパスワードだと42秒で破られてしまうが、「MypassMypass」とするだけで、破るのに393年かかるほど強くなる。