Facebookのトラブル事例
サイバーエージェントが「Ameba」の女性利用者を対象に行った調査(2011年9月調べ)によると、「SNSでの苦い経験はありますか?」という質問に、「はい」と答えた人は約22%、「いいえ」は約78%。女性の5人に1人が何らかのトラブルを経験していることがわかりました。
苦い経験の内容は、友人関係のトラブル(646件)、恋愛トラブル(441件)の順に多かったということです。
細かくみると、
1位 「ウソがつきにくくなった」(303件)
・・・そうですよね、後でばれてしまうことも多々あります。
2位 「自分が誘われていない旅行などを知り傷ついた」(197件)
・・・その気持ち、よくわかります。
3位 「見ず知らずの人から、ものすごいアプローチを受けて怖くなった」
・・・若い女性は要注意です。
SNSでのトラブルといえば、悪口合戦とか個人情報の漏洩、ストーカーなどを考えるのですが、何気なく旅行に行ったことをアップするだけで、そこに誘われなかった「友達」が傷ついてしまう、というようなこともあるようです。
「知らなくてよかったことも、知ることができるようになってしまった」というのは、SNSの大きな特徴であり、問題点なのかもしれません。
「知らないほうが幸せ」ということもありますからね……
目に見えるかたちでの「トラブル」以外にも、こんなふうに、「可視化されることによって、かえって人間関係に亀裂が生じてしまう」ということもあるのです。
こういうのは、「傷つけている側」に、まったく自覚がないだけに、難しい問題ですよね……