2013年5月22日水曜日

660・Skypeで遠隔操作(Skype)


「SkyGateForVNC」は、「Skype」のネットワークを通じて、VNCサーバー・クライアントでPCをリモート操作可能にするソフトです。




インターネット経由でPCをリモート操作したくても、学校や自宅ではファイヤーウォールやNATが有効なため、外部からVNC接続できないことが多いですが、このソフトを使えば、ネットワークの設定や構成に手を加えることなく、「Skype」が使用できる環境であればどこからでもVNC接続ができます。




<使い方> 

  1. まず「Skype」のアカウントを2つ用意して、操作される側のPC(以下、サーバーPC)と、操作する側のPC(以下、クライアントPC)双方の「Skype」にお互いのアカウントを登録します。
  2. 次に、サーバーPCにVNCサーバーを、クライアントPCにVNCクライアントをインストールします。
  3.  準備ができたら、サーバーPCに本ソフトをインストールします。
  4.  「Skype」とVNCサーバーを起動したあとに本ソフトを起動すると、ウィンドウの左上に“Server”と表示されます。
  5. もし“Client”と表示された場合は、起動オプションに“-SERVER”を加えてからソフトを再起動します。
  6. クライアントPCの“Skype名”を“行き先”に設定して[接続]ボタンを押し、“SKYPEと接続中”と表示されれば、サーバー側のセットアップは完了です。
  7. クライアントPC側では、「Skype」が起動した状態で本ソフトを起動し、“行き先”にサーバーPCの“Skype名”を指定して[接続]ボタンを押します。“
  8. GATEは開いています”という表示が出れば接続完了。
  9. あとは、接続先を“localhost”にしてVNCクライアントを起動すれば、出先から会社や自宅のPCを操作できるようになります。