Windows Updateの日が1週間に1回毎月第2水曜日に行うことができる。アップデートとは改良版プログラムによる修正のことであり、ウイルス対策のためにもいつも最新の状態にしておくことが重要である。
パソコンの定期検査としてCrystalDiskInfoというディスクユーティリティがある。
これはHDDやSSDを監視して健康状態を教えてくれる。
このユーティリティの良い点は、電源投入回数や使用時間、内部温度、エラー発生の履歴といったディスクの使用状況をモニタして一覧表示でき、グラフ表示することも可能であることや最大16台までのディスクの状態を同時に監視対象にできる点である。
パソコンの高速化の対策としてはBIOSの設定という方法がある。BOISとはBasic Input/output Systemの略であり、メモリーやハードディスク、グラフィック・サブシステム、キーボードなどと言うコンピュータの基本的なデバイスの初期化や診断や制御をおこなうプログラム群のことである。
コンピュータの電源を入れると、最初に黒い画面がでて、BIOSプログラムが呼び出され、各デバイスの初期化や診断が行われる。
その後BIOSは、ハードディスクに記録されたOSのプログラムを読み込み、これに制御を渡す。このことから、BIOSからWindowsの起動を速くする方法は、はじめに起動するドライブをHDDにする方法と、起動時のチェック項目を省略する2つがある。
また、別の方法ではユーザーアカウントの追加という方法がある。
Windowsのパソコンでは1台のコンピュータを複数の人が使う時に、それぞれ各個人独自のプライベート的な設定を行うための「ユーザーアカウント」という、環境設定の機能が搭載されている。
このユーザーアカウントは複数人のパソコン使用以外にも便利な使い道があるというのがポイント。
一つのアカウントを長い事使っていくと、そのうちWindowsやアプリケーションの基本設定が保存されている「レジストリ」の規模が大きくなっていくのだ。
そうなると読み込み速度が重くなって動作がスムーズに進みづらくなり、だんだんパソコン作業も遅くなって使いにくくなってしまうという問題が生まれる。
そこで新しいユーザーアカウントを設定して追加し、それをメインにして使用すると、レジストリもPCの購入初期と大差ない白紙設定の状態から始められるため、読み込みの速さを取り戻して使っていく事ができるのだ。
このようにパソコンを長持ちさせるには定期的な管理が必要であり、様々な方法を試して、利用することが大切だと思う。