2013年7月26日金曜日

793・レポート-33

「windowsのトラブルとその対策について」


迷惑メール
これは私たちにもよくあるネットトラブルです。迷惑メールは無視または削除しなければなりません。「配信停止」などのアドレスに返信してしまうと有効なメールアドレスと知られてしまい余計に迷惑メールがひどくなってしまう可能性があるので注意です。また、ワンクリック詐欺などの悪質なURLが記載された迷惑メールもあるので迷惑メール内のURLには絶対にアクセスしないようにしなければなりません。あまりにも迷惑メールがひどい場合はメールアドレスを変更するのが良いでしょう。

ワンクリック詐欺
ワンクリック詐欺とは誘導されたウェブサイトで不正なプログラムをパソコンにインストールされ、パソコンを起動するたびに請求画面が表示されてしまうという事例です。
もしクリックしてしまって、請求画面が表示されても、クリックしただけでは、ただちに契約は成立しないので、慌てて支払わないようにしましょう。まずは最寄りの消費生活センターで相談することが良いでしょう。相手業者に電話をしたり、確認のメールを送ったりすることは、相手に自分の連絡先を伝えてしまうことになるので絶対にしてはいけません。

ユーザーID、パスワード等の不正利用
盗んだユーザーIDやパスワードを使って本人になりすまし、ホームページを書き換えたり、オークションやゲーム、SNSなどを不正利用するというトラブルです。不正利用を防ぐにはユーザーIDとパスワードをしっかりと管理することが大切です。他人に教えたり推測されやすい文字列(名前や生年月日)は避けましょう。また、ウィルスやスパイウェアが原因で、パスワード等が漏れてしまうこともあるので、日頃のウィルス対策も忘れないようにすることも大切です。

BOT
BOTとは、他人のパソコンを不正に操る事ことを目的とした悪質なプログラムのことです。感染すると、パソコン内の情報を盗まれるだけでなく、迷惑メールの大量配信やDoS攻撃などの踏み台として利用されることもあります。対策として、パソコンが1台だけでもブロードバンドルーダを利用する、HTML形式のメールはプレビューしない設定にする、メールの添付ファイルを兄に開かない、パソコンを無断で使用されないようログオ時のパスワードを設定する、不審なホームページの閲覧、不審なファイルのダウンロードは控えるなどがあります。

トラブルの種類によって対策方法は様々ですが、インターネットを利用する上で、最低限行なっておきたいセキュリティ対策があります。
ウィルス対策ソフトを導入し、定義ファイルを常に最新の状態にしておく。
Windowsupdate等を利用して、ソフトウェアのセキュリティホールをふさぐ。
ファイアヲールを適切に設定する。(ウィルス対策ソフトの多くに、ファイルウォール機能がある)
無線LANを使用している場合は、必ず通信の暗号化を行なう。(できるだけWPAまたはWPA2を利用する。WEPは安全な暗号化方式ではない)

ネットトラブルに合わないように知識をつけておくことも大切ですが、日常的にパソコンの管理を行なうことや、パソコンの健康状態をチェックすることも必要である。