2013年7月29日月曜日

807・レポート-47

「パソコンの管理とその使い方について」


データの管理について
MS-Officeのファイルにはセキュリティとしてパスワードをつける機能が備わっている。
ファイルの情報からブックの保護をクリックすると、ドキュメントの暗号化のページが出てくるので、そこから簡単にファイルの暗号が出来る。
また、その他にも暗号化ソフトとしてEDと呼ばれる強力な暗号化アルゴリズムと、使い勝手重視のシステムがウリの、Windows用フリーウェアファイル暗号化ツールで、簡単な操作でファイルを自在に暗号化することができる。
例えばディレクトリごと暗号化してハードディスクの中身を保護したり、インターネットで秘密のファイルを送りたい場合などに最適である。
暗号化されたファイルは暗号化時に設定したパスワードを用いて復号(元に戻す)するまで全く意味を成さなくなる。


PCのメンテナンスについて
パソコンは使っているうちに自然と使用速度が遅くなっていく。
そこで重要なことがパソコンのメンテナンスである。
メンテナンスには以下の三つがある。まず一つ目が、エラーチェック。これは、ドライブのエラーをチェックすることで、コンピューターに発生するある種の問題を解決出来る。
例えば、コンピューターのプライマリ ハード ディスクをチェックすることで、パフォーマンスの問題を解決したり、適切に動作していない外部ハードディスクをチェックしたり出来る。
二つ目がディスククリーンアップ。
これは、ハードディスク上の不必要なファイル数を減らし、空き容量を増やしてコンピューターの実行速度を上げる場合、ディスククリーンアップを使用する。
一時ファイルが削除されてゴミ箱が空になり、必要なくなった各種のシステムファイルとその他のアイテムが削除される。
三つ目がディスク デフラグ。
断片化が発生すると、ハードディスクで余分な作業が増え、コンピューターの処理が遅くなる原因になる。ディスク デフラグ ツールを使用すると、断片化されたデータが再配置され、ハードディスクがより効率的に機能出来るようになる。
データの量にもよるが、5〜6時間かかる。メンテナンスは、大体一週間に一回を一つ目と二つ目、一ヶ月に一回を三つ目くらいで行うと良い。


PCの高速化について
OSに含むアプリケーションや接続されている周辺機器の動作情報、設定情報が記録されているもののことをレジストリと呼ぶ。
レジストリは、PCの使用期間が長いほど肥大化していく。
これは、周辺機器の増設やアプリケーションのインストール、アンインストールを繰り返すことで、その情報がレジストリに蓄積されていくためである。
たとえ、「デバイスマネージャ」や「アプリケーションの追加と削除」を使用して周辺の使用機器のデータを削除したり、使わなくなったアプリケーションを削除したとしても、一度接続した周辺機器やアプリケーションの情報は、完全に削除出来ずにゴミとなって残ってしまう。
こうして蓄積していったゴミを、Windowsは起動時や動作中に読み込み、参照するのでレジストリが肥大化すれば、その分Windowsが参照するデータ量が増え、処理能力が下がる。
そこで、レジストリをメンテナンスするツールの導入が必要となる。
それがCCleanerである。これを使うことによって、PCの中を掃除してくれパソコンの動作がスムーズになる。