2014年7月30日水曜日

1212・レポート-47

 現在、ネット上には様々な危険が存在している。

コンピュータの世界AⅠの授業を受けて、その中でも私は詐欺について興味を持った。

 まずネット詐欺の中でもよく知られているものが「フィッシング詐欺」である。
フィッシング詐欺とは銀行などの一般企業を装ってメールを送り付け、そこから偽のホームページにアクセスさせる。

そしてそこで確認などと偽り、クレジットカード番号やパスワードなどの個人情報を不正に入手する、とうい手法をとっている。

悪質な詐欺だが、知っていれば対処もできる。
まず、少しでも怪しいメールは開かないということである。
身に覚えのないメールは基本的に無視すると良い。
そして銀行などからクレジットカードのパスワードや番号、IDなどを訊くことは一切ないので、このような内容のメールはすぐに怪しいものだと判断することができる。

 次に、「ワンクリック詐欺」も有名な詐欺の一つである。
こちらは名前の通り、ネットを閲覧していたら、一度クリックしただけでよくわからないサイトに登録され、多額なお金を請求されるといったものである。
携帯電話、スマートフォン、インターネットなど、使用している器機に関係なく起こりうるもので、いつ自分の身に起こるのかわからないのである。

少し前までは、アダルトサイトを閲覧したら、などと割とわかりやすく、気を付けていれば回避もしやすかったのだが、最近では私たちが見るような一般的なサイトからもワンクリック詐欺は報告されている。
気を付けているだけでは十分な対策にならないのである。
そこでもし身に覚えのない金銭の請求が来た場合、完全に無視を貫くことが大切である。
一度返信をしてしまうと自分という存在が本当に実在するということを相手に教えてしまい、しつこくメールなどが送られてくるようになることもある。

 ネット詐欺は、自分で意識して少し気を付けるだけで十分回避することができる。
正しい知識を持ち、焦らず冷静に対処することが大切である。