2014年8月2日土曜日

1243・レポート-78

「パソコンの管理と、その対策について」

・パソコンの管理について。
パソコンを長期間起動せずにいると、ロゴ画面が出てこないOS画面が表示されない、といった起動の障害が起きる事がある。前回で最後にパソコンを使った時はちゃんと動いていて、それから特に何もしていなかったのになぜ起動しなくなったのか?
この原因について一番考えられるのは、PC本体の保存状態が影響していた可能性が高い。
パソコン本体にはケースファンや電源ファンの通気口、ケーブル差込口の隙間など、空気が出入りする穴が割りと数多くある。ここから埃や小さなごみ、虫、カビ、花粉、そして湿気が入り込み、徐々に内部に充満していく。
しばらく使わなくなったパソコンにカバーをかけずに長期間放置していると、外部から少しずつ侵入していく異物が充満していき内部パーツの稼動に支障が出る場合があるため、保管をする場所はしっかりと選ぶ必要がある。


【保管方法】
パソコンを購入した時のダンボール箱に発泡スチロールにはめ込んで収納してしまっておくと、衝撃も緩和できるので収納に適している。
隙間から異物が入り込むのを防ぐために、カバーも必ずかけておく。


【PCが弱い場所】
•部屋の中で日光が当たりやすく日中気温も熱しやすい場所
•エアコン、ストーブ、ヒーター、冷蔵庫の側など高温・低温になりやすい位置
•また湿度の高い所や強力な電磁波を浴びやすいところ
上記のように機械に弱い場所に配置されるのは特に避ける。
だが、保管が万全であってもゆっくりとしたペースで部品が老朽化したり内部に少しずつ湿気が充満していつかは故障してしまう事もあるので、時々は電源を入れて動かしておいた方が良い。


・高速化について
ある程度長くPCを使っていくうちに、次第にアクセスがやたらと遅くなって最初の頃に比べて読み込みに時間が掛かるようになっていく場合がある。
アプリケーションソフトウェアや拡張子ファイルが増えていく事も理由の一つなのだが、もう一つの原因として、ディスクの書き込み領域の[セクタ]という部分に、データがまばらに書き込まれていく『断片化』という現象が起きている、という要素がある。
セクタのあちこちの箇所にデータの一部がそれぞれ保存されてしまい、引き出しの整理がされていないような乱雑な状況になっているためにこれらのアクセスが遅い状態になってしまう。


【ディスクデフラグツール】
Windowsパソコンでこの断片化を解消するには、OSのオプションのディスクデフラグツールという機能を使う。
1.コンピューター⇒Cドライブ(または各記憶装置やパーティション)のアイコンを選択して、プロパティをクリック。
2.プロパティ画面を開いたら、[ツール]タブの[最適化する]のボタンを押す。
3.『ディスク デフラグツール』の画面が開いたら、対象のハードディスクを一覧から選択して、[ディスクの最適化]ボタンを押す。

以上先生のブログを通してパソコンについて知っていくうちに、パソコンは長く使っていくものなので、このような知識を知っておくことは大事だなと思った。
また、これにより、より良いパソコンの使用ができるので良かった。