SNSに関するトラブルはたくさんあります.
まず一つ目は,「個人情報の流出」の危険性です.
SNSに安易に自分の名前や学校名といった個人情報を記載したために,嫌がらせをうけるなどの被害が発生しています.
また,不正アプリをダウンロードしてしまった結果,メールアドレスや電話番号を盗まれてしまう事例も報告されています.
さらに,最近の携帯電話には写真データに位置情報を記録できる機能があり,自宅が特定されてしまう事も懸念されています.
2つ目は「安易な書き込みによるトラブルの危険性です.
インターネットの掲示板に犯罪予告を書きこんだ中学生が逮捕されたりする事件も発生しています.
さらに友達の興味や関心をひくためにアルバイト先での非常識な写真を安易に投稿して,騒ぎになる事例も発生しています.
3つ目は「いじめ」の危険性です.
実際に顔と顔を合わせ相手の表情等を見ながらコミュニケーションをとるのとは違い,文字コミュニケーション中心のインターネットでは相手の反応が見えにくいため,ちょっとしたきっかけから「いじめ」に発展するケースも少なくありません.
また,なりすまし投稿による誹謗中傷や無料通話アプリによる悪口の書き込み,仲間外れなどのトラブルも多いようです.
他にも高額請求をされる課金トラブルや,ネット依存といった危険性も多いです.
これらのトラブルを防止するために,まず大人がインターネットやSNSの危険性を理解することが大事である.
インターネットやSNSは上手に使えば便利なものも多いですが,その反面で使い方を間違えると危険な面も多くあります.
保護者などの大人がその危険性を理解した上で,子どもたちに正しい使い方を教えることが大切です.
そしてフィルタリングサービスを適切に利用することも大事である.
ふぃりたリングサービスとは有害な情報から青少年を守るためのサービスであり,無線LAN接続でも有効となるフィルタリングや子供の年齢に応じたレベル設定や,カテゴリー別の閲覧の制限は出来ます.
SNSの危険性についてきちんと知識を持ち,様々なサービスを利用して安全に利用することが大切である.