パソコンやスマートフォンが多く普及され、情報社会化している現在、インターネットは私たちの生活の中で必要不可欠な存在となっている。
その中で、「パソコンの電源をつけて、何らかの操作をして、用が済んだら電源を落とす。」といった単純な行為を繰り返しているだけでは、パソコンにウイルスが感染するなどの事態に陥り、データが消えたり個人情報を知られてしまうといった被害に遭ってしまう。
近年のウイルスは非常に悪質なものが増え、手口も巧妙化されている。
そこで、しっかりとした正しいウイルス対策が必要とされる。
まず、対策ソフトの使用が第一に考えられる。
対策ソフトといっても、用途に応じた様々なソフトがあふれている。初心者に向けたわかりやすいものや、ホームページにアクセスする前に安全確認をできるものなど、必要に応じてインストールすることが大事である。
また、ソフトをインストールしたところで、放置してしまうとそこからウイルス感染につながる場合もあるので、アップデートの確認などをすることも大事である。
ところが、対策ソフトの使用は基本であり、ソフトのみの対策では不十分である。
次にできる対策として、データファイルやUSBメモリの暗号化である。
これらを設定しておくことで、セキュリティ対策につながる。WordやExcelでも簡単に暗号化することができるので、覚えておくと非常に便利である。
そして、パスワードの強化もセキュリティ対策には大切である。
パスワードは、つい覚えやすいものや打ち込みやすいものを設定してしまいがちだが、ここで妥協してしまっては、一生懸命セキュリティ対策した行為も水の泡となってしまう。なるべく他人とかぶりにくいものや、誕生日などの単純な数字を避けて設定することが重要である。
このような対策を普段から実行すると、ウイルス感染や個人情報流出などの危機から少しでもパソコンを守ることができる。自分は大丈夫と思わず、常に慎重な気持ちでインターネットと向き合うことが大切である。
この授業を通して、パソコンを使用する際の意識が変わりました。
もっと自分のパソコンを守らなければいけないと強く思います。ありがとうございました。