2013年7月25日木曜日

787・レポート-27

「パソコンのセキュリティと、その対策について」


 インターネットを利用することにより、私たちは容易・迅速に必要な情報を手に入れ、活用し、生活を豊かにすることが出来る。
しかし、悪意のある人物が流布した、コンピュータに被害をもたらすプログラムが知らぬ間にダウンロードされていたり、無害なソフトウェアを装った詐欺ソフトをダウンロードしてしまうことによって、支払い義務のない料金の支払いを強いられたり(不正請求)することがある。
このような事態を防ぐために、パソコンのセキュリティ強化・コンピュータウィルスやサイバー詐欺への対策について以下に述べる。

 まず、不正請求対策についての予防策としては、安易に年齢確認などの意思表示を求められた場合に「はい」というボタンをクリックしないことである。
また、住所や名前などをウェブサイトで送信する際には、入力の必要性や安全性をしっかりと吟味し、容易に個人情報を送信することのないように気をつける。
最近ではアダルトサイトなどの一部のネットユーザーが閲覧するようなサイトだけでなく、銀行や一般企業のホームページに似せて作成された詐欺サイトも存在するため、安易にサイトの情報を信用することのないよう注意する。

 次に、コンピュータウィルスへの予防策として、使用するコンピュータにセキュリティソフトをダウンロードするという手段が挙げられる。
ただし、セキュリティソフトを装った偽セキュリティソフトも存在するため。「Microsoft Security Essentials」など作成元が明確なソフト利用すること。
また、ホームページにアクセスする前に、サイトの安全性を確認出来る「Site Adviser」というソフトをダウンロードすると、悪意のあるウェブサイトへのアクセスを未然に防ぐことが出来る。
 サイトやソフトのダウンロードを誘導するポップアップが頻繁に出るなど、既にワンクリック詐欺に引っかかっている可能性がある場合は、ワンクリックウェア駆除ツール(「cmRmv204v」など)を利用し、コンピュータの中に潜む悪意のあるソフトウェアを駆除しなければならない。