「パソコンのセキュリティーとその対策について」
自分が使用しているパソコンに怪しい接続があるかチェックするツールがある。
個人ユーザーからだと無料でできる。
“秀丸ネットモニター”には以下のような機能がある。
・タスクバーのトレーに常駐し、接続している先の国識別をアイコンで表示する。
・タスクバーのトレーアイコンからウィンドウ上からメニューを表示させたり秀丸ネットモニターのウィンドウを呼び出すことで、接続先の詳細を簡単に確認することができる。
・接続先の組織名を、DNSサーバーに問い合わせた結果がもしあればそれを表示し、無ければ、whoisサーバーに問い合わせた結果を表示することができる。怪しい組織のサーバーに接続してないかどうか調べるのが便利にできる。
・接続した先の一覧をテキストファイルに出力してあとからチェックしたり、通信状況をログに記録したりできる。
・特定のアプリケーションソフトや特定の接続先をチェック対象から除外させることもできす。たとえば、Windows Updateやその他間違いなく安全な通信はチェック対象から除外させておくことができる。
アンチウイルスソフトの検出をすり抜けたような未知のウイルスなど、意図しないソフト
による接続状況を確認するセキュリティー対策用のソフトとして公開されています。
サポート切れが近づくWindows XPの追加セキュリティー対策にも役立ちそうである。
◎突然メールが送信できなくなった場合
現在、国内のプロバイダーでは、迷惑メールの対策の一つとして、Outbound Port25 Blockingが実施されている。
この実施により、悪意のあるユーザーが、インターネット接続サービスを利用して大量の迷惑メールを送信する行為を規制することができる。
また、パソコンにウイルスが感染することにより、知らないうちに多量の迷惑メールが送信される問題も回避することができる。
Outbound Port25 Blockingは、迷惑メール対策の一つとして最近注目されている手法である。
迷惑メールの多くは、プロバイダーが用意するメールサーバーを利用せずに、自分のパソコンにメールサーバーを設置し、不特定多数に送信されている。
プロバイダーのメールサーバーを利用しないメールの送信に対して一定の制限を加え、迷惑メールの送信を抑圧する手法を“Outbound Port25 Blocking”という。
具体的には、メール送信時に利用される「Port25番」および、メール送信経路を監視し、特定条件のメール送信を制限するものである。