2013年7月27日土曜日

799・レポート-39

「パソコンのセキュリティーと、その対策について」


パソコンは便利だが、使いかたを間違えると、様々な問題が起こる可能性がある。例えば、ウイルス感染、個人情報の流出などの恐れがある。安心してインターネットを利用するためにもパソコンのセキュリティー対策は欠かせない。

個人情報の流出の原因の多くは、USBフラッシュメモリの紛失など、自分の管理ミスによるものが多い。
USBフラッシュメモリを暗号化しておくと、紛失した時に安心である。『USBdriveSecureTool』はUSBフラッシュメモリ上での使用に最適化された、フリーのファイル暗号化ツールである。この特徴として、セキュリティー機能が無いUSBフラッシュメモリでも、簡単にファイルの暗号化・復号化・抹消ができる機能がある。
さらに、USBフラッシュメモリ内の特定フォルダ内に入れたファイルを、USBフラッシュメモリに入れたプログラムで、暗号化・複合化できる。
その他にも、バージョンアップに手間がかからず、ボタンをクリックするだけで最新バージョンへ更新できるといった特徴がある。そして注意しなければいけないことは、暗号化したファイルのパスワードを忘れると、ファイルが復号化できなくなることである。

ウイルス感染を防ぐために『SiteAdvisor 』をインストールすると良い。
これは、HPのウイルスを事前にチェックできる。検索を実行すると、サイトの安全性を表す小さなアイコンが検索結果に表示される。これにより、危険なサイトを事前に確認し、安全な閲覧を行うことができる。

そしてウイルスには、偽セキュリティー対策ソフト型ウイルスといものがある。
このウイルスは、「ウイルスに感染している」、「ハードディスク内にエラーが見つかりました」といった偽の警告を表示し→解決策として有償版製品の購入を迫る→これらを購入してもトラブルは解決しない。という詐欺ウイルスで、クレジットカード番号などを入力させて金銭を騙し取られる場合もある悪質なウィルスのことである。
要注意ソフト名は、「Disk Antivirus Professional」、「AVASoft Professional Antivirus」などで、これらのウイルスが侵入すると、ブラウザーなどのプログラムが正常に動作しなくなったり、ファイルが見えなくなったりする。感染する経路としては、セキュリティ対策が実施されていないパソコンで、悪意のあるサイトを閲覧した場合、ウイルスが自動的にダウンロードされて感染することが考えられる。

このように、詐欺ウイルスがあったり、ウイルス感染を防ぐ方法があったり、パソコンを使うにあたって必要な知識は頭に入れておく必要がある。
ウイルス対策しセキュリティーを強化することで、安心してパソコンを使うことができる。