2014年6月28日土曜日

1123・事例-55

まず、パソコンを使うにあたって気を付けたいのが熱暴走です。

熱暴走とは、集積回路が使用中に熱により誤作動すること。

パソコンにはたくさんの電気が流れていて複雑な動作をするのですが、電気の多くは放熱されます。
熱が高くなると電気の流れに狂いが生じてしまいいろいろな誤作動を起こすことがあるので、冷やす必要があります。

熱暴走の症状の一例としてこういったものがあります。
ディスプレーが映らなくなり、縞模様になったり、急に再起動する、電源が落ちる、エラーがよく起こる、 などです。

夏場はパソコンにとって地獄の季節で、部屋の温度が上昇し、パソコンが熱暴走しやすくなります。熱暴走するとパソコンの動作が鈍くなり、画面がチラついたり、カクカクしたりと目に見えて遅くなります。最悪の場合、CPUやコンデンサ、VGAが壊れます。

パソコンの熱暴走を防ぐグッズが販売されるようになりました。
パソコンの下にファンのついたボードを置いて、底面からパソコンを冷やしていくのです。
特殊なジェルが封入されているパックを敷いて、熱をそのジェルに移して温度を下げるというものもありますし、USB式の卓上扇風機を接続してパソコン周囲の温度を下げていくことも大切です。また、部屋全体の温度を下げるためにクーラーをつけたり、パソコンの底面に空間を作るだけでも熱暴走を防ぐことが可能です。


 次にパソコンの改善点について。

パソコンは普段はビデオのように待機電力で静かにこっそり動いている何かのトリガーで全機能に電源が供給され動作します。
これは、WindowsCE程度の小型の機器と普通のPCが融合すれば、できるのではないのかと思います。

あと私が望むのは「高速化」を図るため、CPUやメモリーにかかる負担を軽くするために工夫され、メインメモリーを効率よく使えるように改善されたら嬉しいです。
Windows 7は、Vistaより動作が軽快になりVIstaに比べて起動時間も約3割ほど短縮されています。
さらに、ソフトの動作やUSBメモリーの認識、無線LANへの接続なども、高速にできれば尚嬉しいです。