パソコンのセキュリティについて、まず知っておくべきことは他人に悪用された場合、何が起こってしまうかを理解することである。
ウイルスに感染してしまい、不正アクセスや乗っ取りの被害に受けることになるなど、犯罪の加害者になりうる場合もあるのだ。
また、パソコンだけではなく、私たちが普段当たり前のように持ち歩いているIPhoneも同じように被害を受けることがあることを知っておくべきなのである。
不正アクセス、乗っ取り被害を防ぐ対策としては、パソコンならば、自分以外の人物とパスワードを共有しないこと。
IPhoneならば、必ずパスワードロックをかけることを心がけ、紛失・盗難にあわないように注意することである。
最近では、パスワードロックの際に指紋認証が取り入れられているので、より効果的である。
または、無料のセキュリティ対策ソフトとして授業で紹介された『Microsoft Security Essentials』をインストールするなど、自分で対策していくこともとても大切である。
しかし、ここで大切なのは、インストールしたソフトやアプリのアップデートをしっかりと行っているかである。
アップデートのしていないソフト、アプリはインストールされていない状態と変わりがない。期限があるので、期限切れにならないよう、アップデートをすることが大切である。
実際にウイルスに感染してしまった場合、無料でウイルスを検出・駆除するソフトがある。
『Microsoft Safety Scanner(Microsoft)』である。
このソフトをインストールし、対策すれば良い。
しかし、最近ではまた新しいウイルスが出てきている。「偽セキュリティ対策ソフト型ウイルス」というものである。
パソコンを操作中、画面上に「ウイルスに感染している」「ハードディスク内にエラーが発生しました」などといった偽の警告をし、有料のソフトを購入させるというものである。
このソフトを購入しても決して解決には至ることはないので、安易に情報にのせられて購入すべきではない。
この「偽セキュリティ対策ソフト型ウイルス」の駆除には『偽セキュリティ.アンチウイルスソフト駆除ツール』『Fake Antivirus(Fake AV)Removal Tool』を使えば良い。
今回、パソコンのセキュリティと対策についてたくさんの情報を知ることができた。実際にウイルスに感染してしまった場合に何が起こるのか、その危険性がわかり、とても為になった。
少しでも危険性や対策の方法を頭に入れておくと普段から注意することができるので、これから少し敏感になっていこうと思った。