2014年7月29日火曜日

1207・レポート-42

「パソコンの管理と、その対策について」

 パソコンとは、使い続けると動きが遅くなってしまうもの。

そこで重要なのがパソコンの高速化とメンテナンスだ。
これをすることで、パソコンの寿命を延ばすことができるのである。
 パソコンを遅くしている原因の一つが常駐ソフトである。

常駐ソフトとは、わざわざ起動しなくても、Windowsと一緒に起動して使いたいときにすぐに利用できるソフトのことである。

ウイルスチェックソフトやメッセンジャーソフトなどだけでなく、Googleデスクトップや画像管理ソフトなど、Windowsの使い勝手を向上させるアプリケーションなのだ。

アプリケーションをインストールすると、断りもなく勝手に常駐ソフトがインストールされてしまうことも多いので、パソコンを使っていくと常駐ソフトがどんどん増えていき、パソコンの高速度を下げてしまう。
メモリを占有するので利用できるメモリが少なくなったり、アプリケーションの動きが不安定になったりもする。

常駐ソフトをそのままにしておくことにメリットはないのである。常駐ソフトを無効にするためには、スタートアップチェッカーをインストールし、不必要なソフトを停止してしまうべきである。

 次にスパイウエアの削除が有効である。
スパイウェアは、フリーウェアやアドウェア・シェアウェアに、特に外国製のものに多く含まれている。
そしてそれらのツール・ソフトウェアをインストールすることで知らず知らずのうちにスパイウェアがPCに侵入するのである。

ウイルスではないので、ウイルス対策ソフトでは検出されないのだ。
またホームページを閲覧しているだけで侵入するクッキー型のスパイウェアや、ホームページ閲覧に必要なプラグインやコーデックだと思わせてダウンロードさせるスパイウェアも存在する。
メモリを気が付かないところで消費させるので、PCの動きが遅くなるのである。
SPYBOTをインストールすれば、スパイウェアを見つけ出し削除してくれる。

 次に重要なのがパソコンのメンテナンスである。
メンテナンスとは、人間でいう健康診断のようなものである。
メンテナンスは、エラーチェック・ディスククリーンアップ・ディスクデフラグの3つにわかれる。スパイウェアはすぐに侵入するものなので、週に1回ほどのペースで行うのが重要である。

 最後にデスクトップの整理である。
デスクトップの上がアイコンでいっぱいになると、アイコンを表示するためにメモリを消費するので、PCの動きが遅くなるのだ。
これは、Dock型ランチャをインストールし解消することができる。

 以上のことを実践することで、パソコンを長持ちさせることができる。