2014年7月30日水曜日

1218・レポート-53

「パソコンのセキュリティとその対策について」

 近年では、ニュースで情報漏えいの話題を聞くことが多くなりました。
最近では、特にベネッセの個人情報漏えいが問題となっています。

セキュリティがサイバー攻撃やウイルスの脅威にさらされているのは、企業だけではありません。
私たちのパソコンもまた、常に狙われているのです。

 私のパソコンには、クレジットカードの情報や、住所、電話番号などの個人情報、ログインするためのID、パスワードといった大切な情報が詰まっています。

さらに、アドレス帳には自分以外のメールアドレスも登録されているので、もしも情報が盗まれると、個人だけの問題ではなく、他人にも迷惑がかかります。
なので、万全なセキュリティ対策を行わなければなりません。


 ウイルスによる情報漏えいを防ぐには、ウイルス対策ソフトを最新の状態にしておくことが大切です。
Windows Updateもこまめにチェックすべきです。
これらを怠ると、対策ソフトが入っていない状態とまるで同じだと聞き、ぞっとしました。

 パスワードの強化も大事です。
パスワードが自分の誕生日だったり、極端に短かったり単純だったりすると、簡単に見破られてしまいます。
同じパスワードを2回入れるだけでも大分強化されます。
大文字、小文字、数字を混ぜるとより推測されにくくなります。
パスワードの強度が知りたければ、パスワードチェックのサイトが便利です。

 ファイルの暗号化は、重要なファイルを守るためには必要不可欠です。
暗号化することによって、ファイルを開く際パスワードが必要になります。
簡単に暗号化できるソフトとして、EDが紹介されました。
今までは、ファイルの暗号化は自分とは無関係なこと、そしてなんとなく難そう、といったイメージを持っていました。

しかし意外なほどシンプルなEDというソフトは、操作も楽で、将来仕事で書類をつくる際には必須だと思いました。

 現実世界でも、セキュリティの問題はついて回ります。

例えば、USBメモリや、携帯電話は、情報の宝庫です。
どこかへ忘れてしまうと、他人に悪用されてしまう可能性があります。
スマホの場合、海外へ売却されてしまうこともあります。
そうならないためにも、USBは必ずパソコンから抜いて持ち帰り、携帯電話は意識しながら使用して、紛失するリスクを回避する必要があります。