パソコンのセキュリティ対策のひとつとしてまずはウイルス対策ソフトを導入する。
セキュリティにとって、ウイルス対策ソフトは基本中の基本となるので導入するとよい。
また、ウイルス対策ソフトは、コンピュータがウイルスに感染していないか、あるいはウイルスが侵入しようとしていないかどうかを調べ、その結果、ウイルスが発見されると、続いてウイルスの駆除を行ってくれる。
ウイルスのなかには、一度感染してしまうとウイルス対策ソフトを使っても駆除が難しいものが存在するのでやはり感染前にウイルスを発見することが大切。
ウイルス対策ソフトがウイルスを発見するために必要となるのが、ウイルスの「パターンファイル(定義ファイル)」と呼ばれるものです。
「パターンファイル」には、最新のウイルス情報が記されている。
ウイルス対策ソフトの製造元は、世の中で新しいウイルスが見つかれば、速やかにそのウイルス情報と駆除方法を「パターンファイル」に付け加える。
逆に言えば、「パターンファイル」に記されていないウイルスを発見し、駆除することは困難である。
ウイルス対策ソフトを導入した際には、最新の「パターンファイル」を入手するために、こまめに更新する必要がある。
ウイルス対策ソフトには、通常、「パターンファイル」の更新を自動的に行ってくれる機能があるので、この機能を有効にしておくことを忘れずに行うことが最も重要である。
Microsoft Windows 製品の場合には、Windows UpdateまたはMicrosoft Updateというサービスにて、このパッチファイルが配布される。 手動でサービスを受けることもできるが、パッチファイルの受取と適用を自動に設定することができるので、可能であれば自動に設定しておくとよい。
Apple Mac OS X 製品の場合にはソフトウェアアップデートと呼ばれるサービスでパッチファイルが配布され、 こちらも手動実行が可能だが、スケジュール設定により、指定の時間に自動で確認、受取を行うことができる。
可能であれば自動確認を行うように設定するとよい。