2014年8月1日金曜日

1235・レポート-70

「パソコンのセキュリティと、その対策について」

パソコンは、安全なように思える。
私自身、パソコンを起動する際にパスワードを付けていれば、それ以外は何もしなくても安全だと思っていた。
しかし、パソコンはセキュリティ対策がしっかりしていなければ、あらゆる方向から危険が迫って来る。
さらに一度インターネット上に流れた情報は、当事者が消しても第三者によって永久的に残る。そのため、対策をとることが重要である。また、セキュリティは常に最新の状態でなければ、最大限の効果を発揮しない。

セキュリティ対策には様々な方法が挙げられる。

セキュリティ対策ソフトを入れることはひとつの手だが、今回はそれ以外の方法について考えてみたい。
① パスワードの強化
 パスワードを設定すると安心してしまうが、簡単なパスワードだとすぐに解読できてしまう。強いパスワードを作る簡単な方法の一つは、同じパスワードを繰り返すことである。
② ファイルの暗号化
 パソコンを他人と共有するときは多くある。その際ファイルを暗号化することで、見られたくない情報を守ることができる。ファイルの暗号化ソフトとしては、EDがある。Eの文字の上に暗号化したいファイルをドラッグすることで暗号化し、Dの文字の上に暗号化したファイルをドラッグすると暗号解除できる。簡単で強固なソフトである。
③ 必要最低限の個人情報
 無料サイトにむやみやたらに個人情報を登録してしまうと、そこから様々な情報が行き渡ってしまい、取り返しのつかないことになる。そのため登録の際には、偽名の使用、さらに偽の住所や電話番号を使用するのも手である。しかし、通信販売で商品を購入する時には正確な情報が必要となるため、登録前にしっかりと自分で安全かどうかの確認をすることも重要である。

 上記以外にもUSBメモリの対策も必要となる。USBメモリはデータの持ち出しが便利な分、紛失しやすい。重要なデータが入っていることも多い。パスワード機能付きのUSBメモリの購入や、USBメモリ内のファイルの暗号化をすることで、第三者からのアクセスを防ぐことができる。