例えば、膝の上などといった平面でない場所でパソコンを使用すると、身体と接するパソコンの一部によって熱い熱を感じることがある。
その原因はCPUと呼ばれるもので、最もパソコンの部品で壊れやすいものとしては、第2にあげられる。
CPUに熱を持たせた状態で放置してしまうと、CPUが熱くなりすぎてパソコンが壊れる可能性が考えられてくる。
CPUが熱くなり過ぎることを一般的に熱暴走というが、それを防ぐために加えられた部品が存在する。
それが、CPUの上部に存在する冷却ファンだ。
冷却ファンを、設置することでCPUが熱くなりすぎる(熱暴走を発する)ことを防ぎ、パソコン自体が壊れる可能性を減らすことができるのである。
上記では、「CPUは壊れやすい部品として第2にあげられる」という事を話したが、第2があるということは当然第1もあるということになる。
パソコンの部品で壊れやすいものとして第1にあげられるのは、ハードディスクである。
壊れるとハードディスクから異音がする、同じ動作を何度も繰り返す症状が発生する可能性が非常に高い。
また、ハードディスクは熱・衝撃にも弱く、それによりパソコンのデータがなくなってしまうことがあるので、注意が必要である。
続いて、パソコンの故障率の説明を含めながら、パソコンの寿命について説明していく。
パソコンの部品が老朽化により壊れて使えなくなってしまうことがあるようにパソコンの本体にも同等のことが言える。
パソコンには、次の3つの故障期間が存在する。
順に言うと、初期故障期間,偶発故障期間,摩耗故障期間の3つである。
購入してから1年を迎えるまでの期間は、初期故障期間とされるがこの期間に故障する率は非常に低い。
偶発故障期間が終了する購入して3年が過ぎる頃になると、減少傾向にあった故障率が次第に増加傾向に変わり故障する可能性は高くなるのである。
増加傾向に変わる期間を、摩耗故障期間と呼ぶが、次第に故障していく中で購入して5年が経過しても壊れなければ、性能の良いパソコンとして認められるのである。
参考文献
ハードディスクが壊れるわけ【http://tennensui.sakura.ne.jp】
Sekidas 265 (他:授業ノート)