2015年7月16日木曜日

1527・事例-2

「SNSを上手く利用していくために心がけること」

近年、パソコンやスマートフォンの普及に伴い、若者を中心にInstagramやTwitterなどのSNSを利用している人が急激に増えている。
その日の出来事や、自分の撮った写真を投稿してインターネット上で公開することで、簡単に拡散することができる。
今はもはやSNSから様々な情報を得ることのできる時代なのだ。

SNSのメリットは、ネット上でたくさんの人とコミュニケーションが取れること。

しかし一方で、この便利なSNSが時に危険を招くことがあることを知っておいた方が良いだろう。


今までにSNSを利用していてトラブルが起こったこと、または巻き込まれたことはないだろうか。

「SNSを経由して怪しいサイトにリンクしてしまった」、
「見ず知らずの人が勝手に友達に追加されてメッセージを送ってきた」、
「公開したくない情報が第三者に知られてしまいネット上で口論になった」など、
SNSでのトラブルは実に様々で後を絶たないのだ。

ではこうしたトラブルを防ぐためにはどうすればいいのだろうか。
まずSNSを利用する上で、位置情報を設定している人はいないだろうか。
もし位置情報を設定していると、投稿した時に位置情報も一緒に公開されてしまうため、自分が今どこにいるのかがばれてしまうのだ。
つまり自分から居場所を教えているようなものである。

また公開範囲を広くしていると、わずかな時間で瞬く間に拡散されてしまうため、すぐに削除してもすでに手遅れの可能性もある。

第三者に見られないためにも、公開範囲を狭くするのも良い方法である。
しかし、だからといって何でもかんでも公開していいわけではない。

近年では、職場の水道をお風呂のように使ったり、暑いからと冷蔵庫の中に入っている様子など、非常に悪質な写真が次々とSNSに公開され世間を騒がせた。こういった問題が出てくる以上、SNSを利用する際は注意が必要なのである。

SNSのトラブル対策としては、まずしっかりと個人情報や公開範囲などの設定を確認しておくこと、また他人の悪口などを書き込まないことなどが挙げられる。

誰でも簡単に利用できるSNSだからこそ、上手く活用していくことが大切である。


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