SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービスの略)は今や誰もが知る単語であり、若い世代は特にSNSを複数利用してコミュニケーションを図っています。私もそのうちのひとりです。
大学生がよく利用するSNSに、Twitter、Facebook、LINE、instagramなどが挙げられると思います。過去に流行ったSNSでは、mixiやモバゲー、GREENなども挙げられるでしょう。
とにかく便利で気軽に友達と繋がることができるSNSにはトラブルもつきものです。主なトラブル要因と例を見ていきましょう。
① 業者が一般ユーザーを装って、出会い系サイトなどに登録
よく見知らぬ人からメッセージやフォローが来ますが、まともに返していると乗っ取られていたり、見知らぬ出会い系サイトに登録されていることがあるようです。
② SNSで犯罪自慢
Twitterではこの手のトラブルがよく起きていると思います。無免許運転や未成年の飲酒を自慢げに書き込み、見知らぬ人に拡散されていって後々大きな問題となっています。
こういった事件が多いことから、Twitterはバカ発見器・バカッターなどと呼ばれるようになってしまいました。
③ 誤爆で秘密を多くの友人に公開
一部にしか公開していないつもりでも設定のミスや、そもそも投稿したかった場所を間違えたりして多くの人に自分の投稿を見られてしまうことがあります。
見られたくないような投稿はちゃんと鍵付きのSNSを利用するか、投稿しないことが無難だと思います。
④ 芸能人とファン接近
芸能人や有名人もSNSをよく利用しています。それはファンとの交流の場でもあるわけですが、必ずしも良いコミュニケーションが取れるとは限りません。
心無い人の中傷に芸能人、有名人、政治家など著名人が傷ついたり、ファンのちょっとした書き込みに腹を立てた書き込みをして炎上が起こったり…こういったトラブルは日常茶飯事です。
⑤ デマや誤った情報の拡散
このトラブルで記憶に新しく印象的な事件と言えば東日本大震災ではないでしょうか。
私はその当時埼玉に住んでおり、地震が起きたすぐ後は交通手段や情報源(テレビは津波の様子しか映していなかったため)が限られていたため自宅で家族の帰りを待ちながらTwitterで情報を得ていました。
しかしながら、悪質なデマが多く、SNS利用者の多くが混乱したように思います。
SNSはこうしたトラブルが後を絶えないので、危険だと思われがちですが、正しい使い方を知り、トラブルに巻き込まれないようにトラブルの要因をきちんと把握すればとても便利な情報取得・発信源、コミュニケーションツールだと私は思っています。
例えば⑤の例であげた東日本大震災では、確かに悪質なデマや誤った情報で混乱したことはありましたが、それ以上に、友達や見知らぬユーザーの投稿により、笑いや安心、知りたかった正確な情報が得られたことがたくさんありました。
また、なかなか会えない、安否が分からない友達の近状が互いに見れることでコミュニケーションが気軽に取れるのもSNSならではなので、現代社会にはなくてはならないものだと思います。
SNSのない生活は考えられません。
なので、使い方には十分気を付けてこれからもSNSをうまく活用していきたいです。