近年、TwitterやInstagram、FacebookやLINEなど様々なSNSが流行している。
これらは、私たちの生活の中で情報伝達を素早く行い、他者とのコミュニケーションをより快活にするためのとても便利なものである。
しかし、少し使い方を間違えるだけで大きなトラブルを引き起こすということが分かった。
授業中に観た映像でとても印象に残ったのが、アルバイト先でのことをSNSに載せたことで問題になるというものだった。
店で販売している商品で遊んでいる写真を、楽しそうに見えるからということでTwitterに載せたところ、想像以上に出回ってしまい、店の評判に関わる大問題になってしまった。
本人の独断で、良かれと思って行動したことが、周りから見ると許されない行動であるということは多々ある。
しかし、アルバイト先でその店の人しか知らないような内部情報を公開してしまってはいけない。
以前も同様の内容でニュースになるような問題になったことがあったが、信用されて雇われているのだから、物事の良し悪しはきちんと判断しなければいけない。
これは、何気ない気持ちから発生しがちだからこそ恐ろしい問題だと思った。
この他にも、全く知らない人からLINEが来たり、Facebookに載せた写真が悪用されたりするトラブルは日常の様々な場面で起こっている。
このような問題発生を防ぐためには、いかに自分が意識を高く持ち、注意深くSNSを使用するかが大切である。予防としては、以下のようなことができる。
( 1 ) LINE設定時には電話帳を送信せず、「友達自動追加」「友達への追加を許可」「ID検索を許可」をオフにする。知らない人からメッセージが来ることがなくなる。
( 2 ) FacebookやTwitterなど写真を載せたり、日常の細かな出来事を更新したりできるSNSには公開範囲を設定する。
「友達だけ公開」と範囲を絞り、鍵を付けることで、トラブルに巻き込まれる可能性を低めることができる。
( 3 ) ログインパスワードを設定するときは、誕生日など誰もが考えそうな簡単なものではなく、少し複雑なものにする。
アカウントを乗っ取られる可能性が少なくなる。
( 4 ) 記事を書いたり、写真を載せたりするときは、「位置情報をオフ」にする。投稿を見ている人から現在地を特定されることを防ぐことができる。
このように、私たちのSNSの使い方次第でトラブル発生防止ができる。
便利なSNSを楽しく活用するためにも、きちんとした設定を行い、個人情報を守ることが大切である。
参考:【保存版】絶対知らなきゃやばい!LINEの危険性3つとその対策まとめ