2015年8月2日日曜日

1551・事例-23


SNSはパソコンやスマートフォンの普及に伴い、利用者が増えている。

特にTwitterやFacebook、LINEはより身近になり、私たちの生活に欠かせないものとなっている。

SNSは人脈形成に活用出来るなど様々なメリットがある。

しかし、個人情報が流出してしまう、ウイルスに感染してしまうなどデメリットもある。

SNSはこうしたメリット、デメリットをよく理解することが大切であり、上手に活用する方法なのである。


 SNSには様々な危険やトラブルがある。

個人情報の流出、ウイルス感染以外にも「有料のWEBサービスの利用」「ストーカー、窃盗などの被害」「他の利用者とのトラブル」などがある。

SNSを軽はずみに何の知識もなく利用すると、大切な人間関係をも崩壊させてしまうこともある。

知り合いだけが投稿を見ているわけではない。

世界中の人々に自分の投稿を見られているかもしれないという自覚を持つ必要がある。

また、スマートフォンで撮影された写真には、日時や場所、位置情報が含まれていることがある。
そのままにしておくと、自分の居場所や自宅を特定されてしまう可能性がある。


 では、このような危険やトラブルに巻き込まれないために、どのような対策をとるべきであるか。

まずは、位置情報もプライバシーであるということを理解し、むやみに位置情報をつけて写真を投稿しないことが重要である。

一度投稿してしまった情報は、拡散していった場合、完全に削除することは難しい。

また、断片的な情報であっても、様々な情報を組み合わせると個人を特定することが可能である。

そのため、SNSを安全なものだと思わず、むやみに投稿したり、情報を公開しないことが大切である。

もう一つは、閲覧制限をかけることである。

SNS上の人々が皆が良い人というわけではないので、信用しきらずに見える範囲を制限する必要がある。


 私たちは、SNSをよく知らずに使用してしまっている。

それがいかに恐ろしいことかよく自覚しなければならない。
SNSの危険を他人事にせずしっかり対策し、利用する前、投稿する前にもう一度見直す。
些細なことではあるが、このような自覚や対策が、SNSを上手く安全に活用するための第一歩であるということをこの授業で学ぶことが出来た。

引用先
 833  SNSのトラブル(Facebook・Twitter)
 750 ソーシャルメディア私的利用の留意点(総務省)
 1023 SNSのトラブル(まとめ記事)