2015年8月7日金曜日

1564・事例-36


パソコンを使う際に大切なことは、セキュリティー対策の次にデータの管理である。

パソコンを使っているとデータが生じて増えていく。

パソコンではCドライブにデータが保存されていることが多いが、Cドライブはすぐにいっぱいになることがある。

これは非常に危ない状態である。


定期的にいっぱいかチェックしてデータを削除したり移動させたりすることがよい。


スマートフォンにおいても同様である。

Cドライブがいっぱいになるとパソコンの動きが鈍くなり、機能も悪くなる。

またパソコンには、HDD(ハードディスク)というものがある。

これは、データを読み込んで記録していて忙しい物。非常に壊れやすい為、最悪の場合、データが消えることもある。


パソコンの不具合以外でもデータが消えてしまうことがある。

データが消える ほとんどの原因として挙げられているヒューマンエラーというものだ。

パソコン利用者本人が、うっかり間違って消したり勘違いで消してしまったりするのだ。

これは、ごみ箱に残っていることがあるので、元に戻すことは可能である。

しかし、データを上書きして保存した場合は、ほとんど復元不可能に近い。つまり、バックアップというものが必要になってくる。

HDDの破損などにより消えては困るデータが無くなってからでは取り返しがつかない。

やり方を知らない、面倒くさい等の理由でバックアップをやらないと、誰にでも困る日がやってくるであろう。バックアップの重要性が大いに分かる。


肝心のバックアップの方法は、データファイルを外付けハードディスクやUSBに保存するのがよい。

DVD-Rに焼いて保存するのもよい。

BunBackUpという無料のソフトを使うのも一つの手段である。


外付けHDDへの保存が普通であった。

しかし地震などの災害で建物が潰れたり無くなったりすると、いくら外付けHDDに保存していても、全てが水の泡になってしまう。そこでクラウドコンピューティングという物が注目され始めた。

インターネットに接続さえすれば、自分のパソコンのデータを取り出せるというシステムである。

これにより、USBも使わない企業や学校もある。

USBにウイルスがいた場合、USBを通して会社や学校のパソコン全てがウイルスに感染し情報が漏えいする。


今は、セキュリティーや災害などからデータを守ることから、クラウドコンピューティングに保存するのがよいと思われる。

〈参考文献〉ブログ記事 NO.59、60、61、23、62