2015年8月7日金曜日

1566・事例-38


 SNSは、現代を生きている私たち若者にとって必要不可欠なものとなりつつある。

最近では、就活の場でもTwitterでの交流が重要になっているという。

しかしそれと同時に、SNSはともすれば自分の身を滅ぼしてしまう危険なものでもあるのだ。


 なかでも、特にSNSでの乗っ取りには気をつけなければならない。

SNSで乗っ取られた場合、知らない間に会社の情報が流出してしまっていたり、ありもしない嘘の情報を周りの友人に広められてしまう。

さらには、自分が乗っ取られていることにさえも気づかないという恐ろしさもある。


 また、SNSはストーカー行為にも利用されやすく、SNSの投稿や他の人とのやり取りをこまめにチェックし、その人の行動パターンや、そこから読み取れる情報を把握することができる。

位置情報をオンにしたままSNSに写真を載せることも、知らない相手に自分の居場所を知られてしまう可能性があり、非常に危険である。


 ほかにも、YouTube、Twitterの記事を見ようとURLをクリックした時に、ウイルスや不正プログラムに感染してしまう。Twitterの記事は、普通のメールで送られてくるものよりも警戒されにくいため、安易にクリックをしやすくなってしまう。


 そして、SNS投稿による炎上もまた怖いものだ。

ほんの少しの言葉の食い違いや、自分が軽い気持ちで何気なくつぶやいた一言が、多くの人々に批判され、自分の個人情報をつきとめようとされたり、一日に何通もの脅迫まがいのメッセージが送られてくることもある。

 以上、数々のSNSによる危険から身を守る対策として、こうしたSNSについての知識をしっかりと頭にいれ、パスワードなどのセキュリティの設定をきちんとと行うべきである。

これからも私たちが安全に、便利にSNSを使ってゆくためにも、多くの人に知っていただきたいものだ。